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水田環境の保全と再生~応用生態工学会テキスト第2弾~
著者:田和康太・永山滋也 編
出版日:2024年9月
発行:技報堂出版
定価:3,850円(3,500円+税10%)
体裁:A5版・280ページ
水田環境は,本来の氾濫原や湿地に類似する環境であるため,古来より様々な生物のすみかとしても機能してきた。しかしながら,近年,水田環境は大きく変化し,生物多様性の高い水田環境は急速に消失しつつある。こうした中で,生物多様性に配慮した農法や工法が考案され,少しずつ全国の水田環境に導入されつつある。本書では,水田環境を定義しその構造的特徴を整理するとともに,生物多様性保全の場としての機能や概念を解説,社会情勢や気候変動がもたらした水田環境の変化を概観し,これから水田環境に求められる役割に言及する。また各地域の水田環境における生物多様性の保全と再生に関する実践例を多数紹介する。<出版社紹介文>
【応用生態工学会 会員割引(税込み3,500円+送料無料)】[学会員専用の注文フォーム]
図説 河川災害と復興-自然環境の再生と持続社会-
著者:島谷幸宏・谷田一三・一柳英隆・萱場祐一 編
出版日:2024年9月6日
発行:朝倉書店
定価:4,620 円(4,200円+税10%)
体裁:B5版・164ページ
流域治水の観点から,多発する日本の河川災害とその再生・復興の実態をオールカラーで解説
本書では,河川災害復旧に関わる最新情報を含めた基本的な事項を第1部に,河川災害後に自然・風景・くらしなどに配慮した事例を第2部にまとめた.
氾濫原に生育する稲を中心として発展してきたわが国は,常に水害のリスクにみまわれ,水からの恵みと災いのバランスをいかに図ればよいのかという知恵を蓄積してきた歴史がある.したがって,気候変動の影響により大規模な災害が発生したとしても,英知を結集することができれば,これまで歴史的に形成されてきた河川の自然環境や文化的環境を保全あるいはさらに改善しながら,災害に対応することは可能と考えられる.本書の第2 部は,災害後に各地で行われた環境への取り組みが事例として示している.それぞれの場所で,多くの方が知恵を出した結果としての貴重な事例である.(巻頭言より)
Wetland Development in Paddy Fields and Disaster Management
著者:Akira Matsui
出版日:2022年8月27日
発行:Springer Singapore
定価:ハードカバー 17,159円,eBook 13,727円
体裁:ハードカバー 277ページ 寸法16x2x24.1cm,eBook Kindle版(電子書籍)
生物多様性の保全と災害管理のバランスをとるためには、グリーンインフラストラクチャが効果を発揮する。水田はグリーンインフラストラクチャの1つである。日本では、高齢化や過疎化により耕作放棄水田が増えている。水田は大雨の際に水を保持することによって洪水を防ぎ、都市を保護することができる。そのため、耕作放棄水田を1つにまとめて、湿地を創出することを提案する。今後極端な気象条件が洪水被害のリスクを高めていくことを考えると、湿地の創出は必要不可欠である。湿地は洪水時に水を貯えるだけでなく、水生生物の生息場所や、子供たちが自然環境について学ぶ場所も提供する。また、湿地での魚の養殖は多くの人々に食料を提供する。地球温暖化に伴う水災害は、日本だけでなく世界中で増加している。本書で提案した湿地の創出は、世界中の政府関係者、特に都市計画や農村計画に携わる人々が災害管理を検討するのに役立つであろう。また、このアイデアは、技術者と生物学者の両方に歓迎されるであろう。<著書紹介文>
北海道の猛禽類2020年版(CD-R)
著者:応用生態工学会札幌、北海道猛禽類研究会
出版日:2021年3月
発行:応用生態工学会札幌、北海道猛禽類研究会
定価:本体2,000円(税込)
体裁:CD-R
保全対象種となる猛禽類は,北海道における生息や営巣に関する情報が少なく,具体的な保全対策を立てるための基礎資料が乏しい状況でした.また,各種事業で得られる一事業の調査結果は断片的でそれぞれの種(調査対象種)の特性がわかりにくく,保全対策を立てる上でも多くの問題点が残されていました.これらの問題点を解消するために,各事業者から事業名や位置情報を伏せた形で猛禽類に関する情報をアンケート形式で基礎提供していただき,これまで「北海道のクマタカとオオタカ」(北海道猛禽類研究会編1999年)からはじまり2013年版まで5度の改定を重ね,「北海道の猛禽類」を発行してきました.それにより,対象種(オオタカ,クマタカ,ハイタカ,ハチクマ,ハヤブサ,オジロワシ)の営巣木の営巣環境、繁殖状況(繁殖成功の状況),繁殖ステージなどが蓄積され,特にオオタカ,ハイタカの営巣木,営巣環境の情報は多く,北海道での傾向が明らかとなり,各事業での保全対策事例の方向も増えています.この度2013年以降も継続してご協力いただいたアンケート情報等を追加し,「北海道猛禽類2020年版」として発行いたします.(エコ・ネットワークのHPより引用)
ヒト自然系からの未来警鐘-未来と暮らしへのレクチャー228 画像- GIS Map Book for our Future Alarm
著者:大西文秀
出版日:2019年5月5日
発行:大阪公立大学共同出版会
ISBN:978-4-909933-04-1 C3051
定価:本体2,420円(税込)
体裁:A5判、220ページ,並製本,オールカラーページ
異常高温や豪雨など世界各地での気候変動に起因する大災害や,コロナ禍により,世界が変わろうとしています.今まさに,ヒトと自然の関係において,自然の恒常性が崩れ出したターニングポイントではないでしょうか.本書は,この「ヒト自然系」のGISを用いた可視化に挑み,その再生を目標にしています.日本未来デザインコンテスト(国土交通省)ベストナインや,環境情報科学センター賞や流域圏学会賞などのベースになった,『GISで学ぶ日本のヒト・自然系』(2009),『環境容量からみた日本の未来可能性』(2011),『流域圏からみた日本の環境容量』(2013)などの拙著を基に,講義や講演で創った,228のレクチャー画像と解説で構成した,今,最も必要な,警鐘を鳴らす,環境ガイドです.コロナ禍の,次の未来への,ヒントと警鐘です.ぜひご一読ください.明日の地球と子どもたちの未来に,寄与することを願ってやみません.(著者からの紹介)
【著者割引申し込み方法】一般の方:2,000円,学生の方:1,800円(税,送料,振替手数料込み).お名前,部数,郵便番号,ご住所,電話番号を明記の上,f-onishi@m3.kcn.ne.jpまでお申し込みください.
流域圏からみた日本の環境容量-日本のバイオリージョン・全国109流域 3D-GIS MAP-
著者:大西文秀
出版日:2013年9月8日
発行:大阪公立大学共同出版会
ISBN:978-4-907209-08-7 C3051
定価:本体3,520円(税込)
体裁:B5判、222ページ、上製本、オールカラーページ
本書は,バイオリージョンとしての,わが国の109の一級水系の流域における,地勢,標高,水系,森林面積率,年平均降水量,人口密度,立地都市など12項目の基本的な環境情報をはじめ,ヒトと自然の関係・ヒト自然系を環境容量としてとらえ,CO2固定容量,クーリング容量,生活容量,水資源容量,木材資源容量の5指標を,地理情報システム(GIS)を用い,市区町村単位で試算し,流域圏の未来可能性・潜在性を,三次元GIS画像により可視化しています.全国の109の一級水系の流域を,オールカラーの見開きの2ページ,あるいは1ページで,分かりやすく掲載した,全国109流域環境ガイドブックです.ぜひご覧ください.(著者からの紹介)
【著者割引申し込み方法】一般の方:2,600円,学生の方:2,200円(税,送料,振替手数料込み).お名前,部数,郵便番号,ご住所,電話番号を明記の上,f-onishi@m3.kcn.ne.jpまでお申し込みください.
河道内氾濫原の保全と再生~応用生態工学会テキスト~
応用生態工学会編
出版日:2019年10月
出版社:技報堂出版株式会社
ISBN:978-4-7655-3475-8
定価:本体3,400円(税別)
河道内氾濫原は,堤内地の氾濫原の人工的利用が進む中,日本国内においては貴重な氾濫原環境となりつつあり,近年の高水敷の乾燥化等で氾濫原に依存する多くの種が絶滅の危機に瀕している。また,河積確保の観点から,河道掘削や樹木伐開も全国的に行われ,河道内氾濫原の人為的改変が進行している。本書は,このような状況を考慮に入れ,氾濫原環境の基礎的な知識の習得と保全・再生に関するアプローチ,事例等を収録したもの。関連するコラムの充実も図り,特に氾濫原に依存する生物の生態や現状については,主要分類群を対象にして基本的な知識を網羅している。(出版社解説)
【応用生態工学会 会員割引】正会員・学生会員は、出版社に注文すると,「会員特価3,100円(税・送料込み)」で購入できます。注文書(PDF)は,2020/9/30に学会事務局から,会員にメール済みです.メールが不達の方や新規会員の方は,事務局までお問い合わせください.
水理公式集2018版
水工学委員会 水理公式集編集小委員会(委員長:名古屋大学名誉教授・辻本 哲郎)
出版日:2019年03月
出版社:公益社団法人 土木学会
ISBN:978-4-8106-0835-9
定価:本体14,040円(税込)
土木学会「水理公式集」の19年ぶりの改訂版が発刊され,店頭に出ました.水工学の基礎事項とともに,目覚しい進歩をとげたここ十数年間の水工学の知見を取り入れ,それらを公式として体系的に整理し解説したものです.編集は土木学会 水工学委員会 水理公式集小委員会で,当学会の前会長の辻本哲郎名古屋大学名誉教授が委員長を務めています.応用生態の研究者にも必携の書と思います.土木学会員には会員割引が適用されます.
ダム建設、水田整備と水生生物
松井明 著
出版日:2017年07月
出版社:東京図書出版
ISBN:978-4-86641-067-8
定価:本体1,404円(税込)
動植物に配慮して行うダム建設や圃場整備(水田整備)は,結果として人間にも望ましい環境が生まれることを,自身の現地調査、研究をもとに解説.ドイツで出版した論文を,写真やイラストなどを用いてわかりやすく纏めた.(出版社解説)
よみがえる魚たち
高橋清孝 編著
出版日:2017年06月30日
出版社:株式会社 恒星社厚生閣
ISBN:9784769916079
定価:本体3,400円+税
淡水魚の「最後の砦を守れ!」 里山のため池と川の自然再生活動について,絶滅危惧種であるシナイモツゴ復元の取り組みを軸に、その体制・経緯・成果を紹介.侵略的外来種の対策では喫緊の課題であるアメリカザリガニを特集.最新の自然再生活動モデルのノウハウと情報が詰まった手引書.(出版社解説)
身近な水の環境科学 [実習・測定編] ─自然のしくみを調べるために
日本陸水学会東海支部会 編
発行日:2014年05月25日
出版社:(株)朝倉書店
ISBN:ISBN978-4-254-18047-3 C3040
定価:定価2,916円(本体2,700円+税)
本書は「身近な水の環境科学-源流から干潟-」の姉妹書で,河川や湖沼などの陸水域を対象に,測量や水質分析の基礎的な方法,生物調査・採集の方法などを解説した陸水学の調査・分析方法に関する入門書である.執筆者も現在,現場で活躍している若手・中堅研究者が中心で,学生や市民の環境調査手引きとして広く活用できる内容である.(応用生態工学,2014Vol.17No.1「書評」(北海道大学大学院中村太士教授)より引用)
【応用生態工学会会員割引】「著者割(15%引き)」にてご購入を希望される方は,お名前,会員番号,部数,郵便番号,ご住所(送付先),電話番号を明記の上,下記アドレスまでメールでお願いいたします.なお,クレジットカードでの支払いはできません.
申込みアドレス:ttashiro(at)nagoya-u.jp ※メールの際は(at)→@にして下さい.
ダムと環境の科学III エコトーンと環境創出
谷田一三・江崎保男・一柳英隆 編著
発行日:2014年11月
出版社:京都大学学術出版会
ISBN:9784876983803
定価:4,860円(税込)
ダム湖の水位変動帯は水域と陸域の生物が交錯するエコトーン(移行帯)である.本来の季節的水位変動とは異なる人為的な水位管理がなされるその環境は,生物たちにとって決してやさしいものとは言えない.しかし改善できることもあるのではないか.シリーズ第Ⅲ巻ではダム湖エコトーンの物理基盤や植生,動物群集による利用の実態を福島県三春ダムや山形県寒河江ダム,佐賀県嘉瀬川ダムでの調査に基づいて解明し,エコトーンを活用したビオトープ造成や環境影響緩和(ミティゲーション),さらに環境創出について論じる.また「自然湖沼のダム化」の問題を考えるため,琵琶湖と霞ヶ浦の事例を紹介する.
【応用生態工学会会員割引】「会員割(20%引き)」にてご購入を希望される方は,京都大学学術出版会にメール(sales(at)kyoto-up.or.jp)でご注文下さい.その際に,応用生態工学会会員である旨を記載して下さい.※メールの際は(at)→@にして下さい.
『環境容量からみた日本の未来可能性 』-低炭素・低リスク社会への47都道府県3D-GIS MAP-
著者:大西文秀
発行日:2011年
出版社:大阪公立大学出版会
ISBN:978-4-901409-83-4 C3051
定価:2,940円(税込)
第12回環境情報科学センター賞、特別賞を受賞
【謝恩割引価格】学生:1800円(税、送料、振替手数料込み),一般:2200円(税、送料、振替手数料込み),有効期限はお問い合わせください.
【申し込み方法】お名前、部数、郵便番号、ご住所、電話番号を明記の上,下記アドレスまでメールでお願いいたします.申込みアドレス:f-onishi(at)m3.kcn.ne.jp ※メールの際は(at)→@にして下さい.
天恵と天災の文化誌-三陸大地震の現場から
森 誠一編
出版社:東北出版企画(株)
定価:2,000円(税込)
本出版は、2011年3月11日の東北太平洋岸大震災(東日本大震災)における被災者支援および復興体制のあり方に関して、壊滅的な被害を受けた三陸地方を中心に、これまで調査・研究を行った結果を整理し、今後の地域づくりの措置、施策に反映されるべく、刊行物を通じて現在までの成果を広く、かつ、いち早く周知することを目的とする。
本書の内容は特に、現地調査及び周辺支援体制の調査を通して、被災地域で物質的・文化的・環境的に求められるもの(被災地のニーズ)、および必要とされる地域間の絆としてのボランティア活動とともに、その問題点や課題を摘出し、被災者支援および復興体制とはいかにあるべきかについての研究成果の中間報告的性格を持つものである。と、同時に震災に際して多様な地域支援活動の展開を紹介するものである。
執筆者は、被災遺残から大槌町など三陸地方を調査おおび地域づくりにおいて、協同的に活動してきた関係者であり、単に専門的研究や支援報告という観点だけでなく、被災者や被災地への個々人の思い入れのある方がたからなっている。
「印税はすべて募金に充てられます」森誠一
未来につなぐビオトープ施工技術
藤原宣夫・木呂子豊彦監修
発行日:2012年2月10日
出版社:学報社(大学図書)
ISBN:978-4-9040-7908-9
定価:1,890円
本書はビオトープや多自然工法、自然共生工法と呼ばれる計画・施工技術をテーマとする著者数名が、それぞれの得意分野を分担して執筆した本である。タイトルの「未来につなぐ」の意味は、ともすると忘れられがちな環境重視の視点を未来の社会基盤整備の骨格として残したいという思いが結実したものである。著者らが現実に業務の場や講義の場で蓄積しつつある内容を中心に編集したが、未来ではこんな考え方も必要であろうという方向性も示したつもりである。また、環境分野の資格取得にも役立つように専門用語にはできるだけ脚注をほどこした。(木呂子豊彦)
適応放散の生態学
ドルフ・シューター著
森 誠一・北野 潤訳
発行日:2012年7月
出版社:京都大学出版会
ISBN:978-4-8769-8588-3
定価:4,200円
環境Eco選書2 河川環境の指標生物学
編集:谷田一三
発行日:2010年12月
出版社:北隆館
ISBN:978-4-8326-0722-4
定価:3,150円
わが国の河川環境における指標生物について昆虫および昆虫以外の無脊椎動物の現状を詳説。さらに生物指標を判定する実際の方法として,科レベルの分類単位を基本とした科平均スコア法-日本版平均スコア法を紹介。また,調査の実際にまで踏み込んで,河川環境の指標生物について横断的かつ多角的に「生物学」として解説した。
ダム湖・ダム河川の生態系と管理 --日本における特性・動態・評価--
編著:谷田一三・村上哲生
発行日:2010年6月20日
発行:名古屋大学出版会
ISBN:978-4-8158-0640-8
定価:5,600円+税金
出版社:北隆館
ISBN:978-4-8326-0722-4
陸水学・生態学・土木工学・環境科学などを総合した視点から、下流河川や周辺植生を含めた環境にダムが与える影響をトータルに把握し、その緩和策を探る初の成書。新規ダム建設の可否の議論のためにも、また既存ダムの運用やダム河川の管理のためにも、有用な知見を提供しうるものとなるでしょう。
The Restoration of Nature in Japan A Challenge to Ecological Engineering
Edited by Toshio Hirose
Translated by Jiro Kikkawa
First edition, March 2010
発行 平成22年5月
Tokai University Press
東海大学出版会
定価:(本体3,500円+税)
ISBN978-4-486-03724-8 C3051
図説 日本の河川
編集:小倉紀雄・島谷幸宏・谷田一三
発行日:平成22年1月30日
発行:朝倉書店
定価:(本体4,300円+税)
ISBN978-4-254-18033-6 C3040
【紹介:長谷川功】応用生態工学会ニュースレターNo.47 ページ17-18
書店リンク
ダム下流生態系:ダムと環境の科学Ⅰ
編著:池淵周一
著者:辻本哲郎/谷田一三/角哲也/竹門康弘/一柳英隆
発行日:平成21年12月5日
発行:京都大学学術出版会
定価:(本体3,800円+税)
ISBN978-4-87698-928-7 C3351
【紹介:河口洋一】応用生態工学会ニュースレターNo.47 ページ16-17
消える日本の自然 ~写真が語る108スポットの現状~
鷲谷いづみ編
発行日:平成20年9月12日
発行:恒星社厚生閣
定価:(本体3000円+税)
ISBN978-4-7699-1086-2 C1040
【紹介:小林光】過去と現在の自然を写真で比較することで、どれほど日本の自然が改変されてきたかを示した本です。 昨今、生物多様性保全や自然再生が言われていますが、それは過去の反省の上に立って進められるべきと考える私にとって、待望の本の出版です。
川の環境目標を考える ~川の健康診断~
中村太士・辻本哲郎・天野邦彦監修
河川環境目標検討委員会編集
発行日:平成20年7月
発行:技報堂出版
定価:税込み 2,940円
ISBN978-4-7655-3431-4
泳ぐDNA
猿渡敏郎 編著
発行日:平成19年12月20日
発行:東海大学出版会
定価:税込み 3,675円
ISBN978-4-486-01758-5
【紹介:中村智幸】本書は、2004年12月に開催された日本DNA多型学会の第1回シンポジウム「DNAが語る水生生物の進化-発生、系統、生態-」の講演内容がもとになっている。登場する生物は、サンゴ、真珠貝、カニ、エビ、イカ、魚、はたまたペンギンなどである。これらの生物について、DNAを用いた種判別、系統解析、食性分析、保全への応用、食品の原料推定などが語られている。内容の多くは直接的には応用生態に関係しないかもしれないが、DNA解析の過去、現在、未来を知ることができて大変有用である。一読されることをお薦めします。
深泥池の自然と暮らし -生態系管理をめざして-
深泥池七人委員会(川那部浩哉, 竹門康弘, 田端英雄, 藤田昇,遠藤彰,小椋純一,村上興正)編集部会 編
発行日:平成20年3月20日
発行:サンライズ出版
定価:税込み 3,150円
ISBN978-4-88325-357-9 C3045
自然再生への挑戦 -応用生態工学の視点から-
監修:廣瀬利雄
発刊:平成19年12月5日
発行:(株)学報社
定価:本体3,500円+税
ISBN978-4-904079-00-3 C3051
生態系ってなに? 生物たちの意外な連鎖
著者:江崎保男
中公新書1923
発行:平成19年11月25日
発行:中央公論新社
定価:税込777円
ISBN:9784121019233
大和川の自然
編著:大阪市立自然史博物館
刊行:平成19年6月20日
発行:東海大学出版会
定価:税込2,940円
ISBN 978-4-486-01767-7 C1340