応用生態工学会

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会長挨拶

新任挨拶(第10期会長)

私はこの3月に名古屋大学を退職しました.大学という組織から離れて,肩の荷がおりた思いがしておりましたが,このたび応用生態工学会の会長という名誉と責任のある職を努めることとなり,抜けたはずの重みがまたひとつのしかかってきて,大変だと思っているところです.

思い起こせば97年にこの会が発足して以来,川那部先生,廣瀬さん,山岸先生,近藤さん,谷田さんたちが大変な努力をされそれに導かれて非常に立派な会に育ってきたという気がします.

私は土木工学の出身ですが,この学会の活動を通じていろいろな違う分野の人たちと知り合う機会を得ました.それは生態学の人であったり、陸水学の人であったり、あるいは行政に携わっておられる人たち,必ずしも国土交通省だけではな,環境省,農水省などのいろいろな方々であったりと多様で,そういうみなさんの多彩な見識や経験を直接うかがう機会を持つことができて幸せでした.この学会の発足した当時はそういう交流の場はあまりなく,私たちの先輩が苦労してそういう場を作ってくださり,それを通じて私たちが知り合い,夢を語り合い,それが成熟してきたわけです.

しかし私は,まだこの会に少し欠けているところがあると思います.

それは,土木と生態学との間に新しい学問を作ってゆくところです.我々はやっとお互いをわかり合えて,双方の技術,知識を交換出来るようになり,土木と生態学との間に新しい学問を作ろうとしていますが,それをどうやって体系化して行くかについては,長い将来にわたってさらに努力して取り組んでいかなくてはなりません.

学会としては,我々の先輩が数次の中期計画の実施を重ねてきて立派な会に育ちつつあり,このたび第4次中期計画が発表されました.今や会長が一言言えば動くというのではなく,新しい役員の人たちやそれを支える会員の皆様と共に歩んでいくのだということは確信しておりますが,初心を忘れないということが大事だと思っております.

これからの次の時代を見据えて,みなさまと気持ちを合わせて,がんばってゆくつもりでありますので,お導きいただきますようよろしくお願いいたします.

平成27年10月 会長 辻本 哲郎
第19回総会(平成27年9月12日)選出

 

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