ダムは近年の気候変動の顕在化による洪水や渇水リスクの増大に対応する重要なインフラですが,環境への影響もあり,アセスメントに基づく様々な環境保全措置が実施されています.ダムの機能と生態系 保全を両立させるため,ダム湖やダム下流の河川環境のより適切な管理が求められています.そこで公開シンポジウムを実施し,これらの課題に関する国内外の事例・知見を総括し,今後の課題や展望を議論します(同時通訳あり).
13:00〜13:05 趣旨説明 吉村千洋大会実行委員長(東京工業大学准教授) | |
13:05〜14:00 招待講演「メコン川・アマゾン川の発電ダム開発と食料生産デザイン」 John.L.Sabo(アリゾナ州立大学教授) | |
14:00〜14:20 講演1「日本及び世界における貯水池土砂管理の最新の知見」 角哲也(京都大学教授) | |
14:20〜14:40 講演2「ダム下流河川の土砂還元事業と生態機能評価」 竹門 康弘(京都大学准教授) | |
14:40〜15:00 講演3「ダム再生ビジョンについて」 空閑 健(国土交通省水管理・国土保全局河川環境課流水管理室企画専門官) |
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15:00〜15:20 講演4「河川環境把握のための新技術」 中村圭吾(土木研究所水環境研究グループ上席研究員) | |
15:20〜15:40 講演5「ダム下流域環境改善策の影響評価のアプローチと効果」 根岸淳二郎(北海道大学准教授) | |
<休憩> | |
15:50〜17:00 パネルディスカッション コーディネーター:吉村千洋(東京工業大学准教授) パネリスト:John.L.Sabo(アリゾナ州立大学教授),角 哲也(京都大学教授),竹門 康弘(京都大学准教授) 空閑 健(国土交通省水管理・国土保全局河川環境課専門官) 中村 圭吾(土木研究所水環境研究グループ上席研究員),根岸 淳二郎(北海道大学准教授) | |
17:00 終了予定 |