環境DNAをはじめとする新たな観測技術が生態系評価に用いられるようになりましたが,これらの新技術の利用は,まだ一部の研究者や技術者に限られています.今後の更なる普及のためには,一般市民を含む河川に関わる多くの人々に情報共有を図る必要があります.本シンポジウムでは,これらの活用が進んでいる海外からの複数の講演者も招いた講演会により国内外の先端事例を共有すると共に,パネルディスカッションを通じて新たな観測技術の今後の可能性や問題点の議論を行います. .
13:00〜13:05 挨拶・趣旨説明 渡辺 幸三(愛媛大学 教授,応用生態工学会国際交流委員長) | |
13:05〜13:50 招待講演1「DNAに基づく空間的・時間的な環境評価」 Mehrdad Hajibabaei(ケルフ大学(カナダ) 准教授) | |
13:50〜14:35 招待講演2「現場自動観測を用いた藻類ブルームの理解と予測」 Francesco Pomati(スイス連邦水科学技術研究所 上席研究員) | |
14:35〜14:55 講演1「環境DNA検出・メタバーコディングによる生物多様性評価手法」 土居 秀幸(兵庫県立大学 准教授) | |
14:55〜15:15 講演2「統計にはもう頼らない? 機械学習の発展から見たデータ解析の最前線」 梁 政寛(ベルリン自由大学(トイツ) JSPS海外特別研究員) |
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15:15〜15:35 講演3「先端技術を用いた川づくり」 舟橋弥生(国土交通省 河川環境保全調整官) | |
15:35〜15:45 <休憩> | |
15:45〜17:00 パネルディスカッション コーディネーター:渡辺 幸三,パネリスト:講演者5名 |