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2015年(平成27年) 9月10日(木)〜13日(日)

応用生態工学会 第19回郡山大会
<第19回総会・第19回研究発表会>

(同時開催)  公開シンポジウム (河川整備基金助成事業,みちのく国づくり支援事業)
『生態系機能を活用した減災/防災/復興』

第19回郡山大会実行委員長:占部城太郎(東北大学大学院生命科学研究科 教授)

※本大会の各プログラムは土木学会のCPDプログラムに認定されています。[単位詳細]

《エクスカーション》

エクスカーションは,Aコース(三春ダム)とBコース(松川浦・仙台湾南部海岸)の2コースを実施します.また,ミニツアーとして,日本大学工学部内にある「ロハスの家」の見学も実施します.

エクスカーションAコース(三春ダム):三春ダムは郡山市に隣接した三春町に位置し,その洪水調節機能によりダム下流の災害リスク低減に大きく寄与するとともに,貯水池水位変動帯に関する様々な研究やオオクチバス・ブルーギルの防除の取り組みが行われている国の多目的ダムである.三春ダム貯水池における生態系研究のフィールドを訪ね,その取り組みについて学ぶ.

エクスカーションBコース(松川浦・仙台湾南部海岸):福島県沿岸および仙台湾南部海岸は,東日本大震災による地盤沈下と津波により海岸域の生態系に大きな変化が生じた.現在,防潮堤のほか海岸防災林・防災緑地などの復旧事業が急ピッチで進められる中,生物多様性保全のために震災前の貴重な干潟の復元,新たな干潟の創出などの生態系復元の取り組みが行われている.福島県の相馬市松川浦,新地町では海岸防災林・防災緑地の施工現場を訪れる.また宮城県仙台南部海岸では防潮堤工事現場,名取川河口の井土浦干潟周辺を訪れ,それぞれの震災復興,干潟,湿地の震災後の現状と生態系復元の取り組みについて学ぶ.

ミニツアー(ロハスの家):ロハス(LOHAS)とはLifestyles Of Health and Sustainabilityの略称で,地球環境保護と健康な生活を最優先し,人類と地球が共栄共存できる持続可能なライフスタイルと,それを望む人たちのことです.日本大学工学部では,資源枯渇と環境破壊が限界を越えつつある現代において,人々の生活の基盤である【家】は重要な研究対象である考え,学科を横断して,『ロハスの家』研究プロジェクトに取り組んでおり,キャンパスに建設した『ロハスの家』を見学します.[ 「ロハスの家」紹介サイト

【コース・日程(予定)】
 エクスカーションAコース(三春ダム)

 9月10日(木) 09:45 JR東北本線「郡山駅」東口広場 出発 10:15 三春ダム着,堤体,ダム下流還元土砂置場見学,       石川前貯水池下流(水位変動域のヤナギ林),       蛇石川前貯水池(ブルーギル産卵床の干し上げ試験箇所) 12:15 田園生活観(昼食) 12:45 三春ダム発 13:15 日本大学工学部正門着(大会会場) 解散 ※定員20名先着順とします. ※参加申し込みをされた方には,集合や移動,注意事項等の詳細を改めてお知らせします.





 エクスカーションBコース(松川浦・仙台湾南部海岸)

 9月12日(土) 17:00 公開シンポジウム終了後,日大工学部からバスで移動 18:30 いわき市湯本温泉(宿泊) 18:30 茶話会  ・松川浦の生態系特性と生態系復元の取り組み(講師:福島大学教授 黒沢高秀)  ・井土浦の干潟生態系の復元と生態系サービス(講師:東北大学大学院教授 占部城太郎)

 9月13日(日) 08:15 いわき湯本温泉 出発(常磐道経由) 10:00-10:45 相馬市松川浦(海岸防潮林造成事業を見学) 11:15-12:00 新地町(造成中の埒浜防災緑地を見学) 12:35-13:15 昼食(亘理町) 13:45-14:30 仙台湾南部海岸の防潮堤防工事 14:30-15:15 井土浦干潟(名取川河口左岸) 15:45 「仙台空港」着 16:30 「仙台駅」東口バスプール解散 ※定員50名先着順とします. ※参加申し込みをされた方には,集合や移動,注意事項等の詳細を改めてお知らせします.

 ミニツアー(ロハスの家)

 9月10日(木) 12:10 70号館1階ロビー 大会受付コーナー付近集合・出発 12:40 70号館1階ロビー 大会受付コーナー付近解散

 9月11日(金) 12:25 70号館1階ロビー 大会受付コーナー付近集合・出発 12:55 70号館1階ロビー 大会受付コーナー付近解散 ※事前申込不要・無料・定員制限なし ※案内人:日本大学工学部 中野和典 教授

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