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分科会・自由集会
連絡事項

【応用生態工学会 第13回埼玉大会 分科会・自由集会】 

分科会・自由集会にのみ参加される方は無料です

時間帯・会場がそれそれ異なりますのでご注意ください


●分科会「保全としての放流」 パートナーシップ委員会主催 【日時・場所】 9月26日(土) 9:30〜12:00 3階 けやき

  企画:パートナーシップ委員会(委員長:森誠一)

主旨
 近年、種の保全や環境教育を目的として魚などの放流が実施されていますが、効果が上がらないばかりか、場合によっては周辺の生態系に害を及ぼしている例すら見うけられます。 こうした現状のなか、例えば魚類に関しては、日本魚類学会が「放流ガイドライン2005」を策定しました。
 本分科会には、会員以外で市民活動等に携わっておられる方にも参加いただき、魚類等の放流に際して「何が良くて何がいけないのか」を、研究者がいくつかの事例を交えながら解説し、放流における問題点を市民・行政・研究者間で共有したいと思っています。

プログラム
  9:30-09:40 趣旨説明 森 誠一(岐阜経大)
  9:40-10:00 遺伝学・生態学的背景、事例とガイドライン説明 渡辺勝敏(京大)
  10:00-10:20 外来種の類型と生態的影響の整理 谷口義則(名城大)
  10:20-10:40 ミヤコタナゴ繁殖補助の事例 酒井忠幸(栃木県水試)
  10:50-11:10 落合川での活動、外来種と希少種 菅谷輝美(新河岸川水系水環境連絡会)
  11:10-11:30 ムサシトミヨの現状と再導入に向けて 金澤 光(埼玉県)
  11:30-12:00 会場との質疑応答

プログラム等チラシpdf


●分科会「国際セッション」 交流委員会企画 【日時・場所】 9月27日(日) 9:30〜12:00 2階ヒマワリ・3階けやき, 13:00〜18:30 2階 ヒマワリ

  企画:交流委員会(委員長:中村太士 担当:知花武佳)

主旨
 今年から応用生態工学会国際セッションを企画することに致しました.これは,これまで参加することのできなかった留学生・外国人研究員の皆様や英語での議論をしたいという日本人の皆様と是非英語で議論したいと考え立ち上げたものです.またこのセッションを通じて,これまで六年間にわたり日本と韓国の間で行われてきた応用生態工学に関する日韓合同セミナーでの議論・友好関係を継続することも期待しております.
 日本人学生にとっては英語での発表や議論には抵抗がある場合も多いとは思いますので,あまり堅くならずに,英語が苦手な人が気楽に楽しめるセッションを目指しております.英語がわからない時には,わかる人が適宜通訳するというスタイルも考えております.
 すなわち,本セッションに是非参加して頂きたいと考えているのは以下のような方です.
  ・応用生態工学に関わる研究室に属している留学生・外国人研究員で,これまで発表・議論する機会に恵まれなかった方.
  ・今後,国際学会等において英語での発表,あるいは国際舞台での活躍を視野に入れて研究を進めており,英語での議論を経験・練習しておきたい方.
  ・日本人だけではなく,様々な考え方を持った外国の人とも自分の研究について議論してみたい方.
  ・これまでの日韓セミナーの活動に関わられてきた方,その内容に興味のある方.
  ・その他(本セッションに関心を持って頂いた方)
 是非とも日本人,外国人を問わず,周りの方にお声をかけて頂き,一人でも多くの人に参加頂けるよう,皆様のご協力を是非ともよろしくお願い致します.

プログラム(口頭発表37題)


●自由集会「生物多様性 〜流域圏からの眺望〜」  【日時・場所】 9月25日(金) 17:30〜20:30 3階 けやき

  企画:応用生態工学会COP10対応WG(代表:辻本哲郎)

趣旨
 2010年名古屋においてCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開催されます。応用生態工学会では、この機会を、応用生態工学に基づく生物多様性の保全シナリオを提案する絶好の機会と捉え、流域圏を軸とした提言の取りまとめを計画しています。
 本自由集会は、この提言を取りまとめるための一プロセスとして企画されるもので、取りまとめに必要な情報交換、ディスカッションを行う予定です。とくに、自然域、生産緑地、都市など、さまざまな景観的要素を含み、水・物質循環の基盤となる流域圏を対象として、拡大する都市が流域圏の水循環、物質循環を歪ませてきた現状、流域圏において生物多様性が劣化してきている状況を認識し、都市が負うべき責任を明確にしながら、生物多様性の保全を図るための自然共生型シナリオ、そして、これを実現するための技術的課題について議論します。
 伊勢湾流域圏を参照しながら、21世紀における持続可能な流域圏構築のための応用生態工学の立場からの提言内容の骨子について会員の皆さんと一緒に考えたいて行きたいと思います。

□ 主な内容:
 ・趣旨及び経緯の説明
 ・流域圏における生物多様性と都市の責任
   −伊勢湾流域圏を対象とした話題提供−
     ・生物多様性の現況報告
     ・流域圏における都市の負荷
     ・流域圏における生物多様性保全と自然共生型シナリオ
  ・提言骨子(案)の説明と意見交換
  ・コメンテーターからの意見
  ・今後の進め方  


●自由集会「徹底討論!応用生態工学は必要か?」 【日時・場所】 9月25日(金) 17:15〜20:15 2階 ヒマワリ

  企画:応用生態工学会 若手の会(担当:知花武佳)

主旨
 生態学と工学の融合の必要性が指摘され続けて10年以上が経過し,多くの研究成果が蓄積されつつあります.
 しかしながら,これからも今の「応用生態工学」のままで良いのでしょうか?最近,現場のニーズは増えているにもかかわらず,応用生態工学離れをする人が出始めていないか,応用生態工学に興味がある次の世代にもその研究方針や魅力が伝わっていないのではないかと懸念し始めたのですが,同じ心配を抱いている若手は少なくありませんでした.
 そこで本集会では,研究方針に悩める若手,応用生態工学に熱い期待を寄せる若手からの話題提供に始まり,応用生態工学の今後あるべき姿について議論したいと考えております.
 なお本集会では,話をわかりやすくするため,知花が「応用生態工学は必要ない!」という極論を唱え,皆さんから考え方の間違いを指摘されるという形式で進めたいと思っております.あくまでも議論を活性化する上での演出である旨,ご理解下さい.
 若手のみならず,ベテラン研究者の皆様の御参加もお待ちしております.

□ プログラム
1.開会
2.若手の会会長挨拶 河口洋一  5分
3.本会の趣旨説明 知花武佳 10分
4.話題提供(発表10分+質疑5分+α(目安)×5件=75分)
  ・篠原隆一郎(東大・新領域)
  ・河口洋一(徳島大・工学部)
  ・田代喬(名古屋大・工学部)
  ・中野大助(電力中央研究所)
  ・田代優秋(徳島大・環境防災研究センター)
5.総合討論「徹底討論!応用生態工学は必要か?」90分(ネタ切れ次第終了)
  (1) 応用生態工学の成果は現場の問題解決に役立つか?
  (2) 応用生態工学のアイデンティティーとは何か?
  (3) 今後の応用生態工学に何が期待できるか?
6.閉会
7.懇親会

  若手の会の案内のページへリンク(内容はほぼ同じです)


●自由集会「第3回 野草サミット〜公共事業と野草保護〜」  【日時・場所】 9月27日(日) 13:30〜16:45 3階けやき

  企画:野草サミット実行委員会・(財)埼玉県生態系保護協会

趣旨
 「地域の生態系を守り、次の世代に伝えていきたい。」
このような思いから、野生生物の生息の基礎・基盤とも言える野草の重要性を一般の方々に対して広めたいと考え、埼玉県東部の環境10団体が共同し、第1回、第2回「野草サミット」を開催してきました。今年は、第3回を自由集会として開催することを企画しました。
 野草の実態や保全の取り組みなどにご関心のある方の参加をお待ちしています。集会には県内の自然保護団体、野草に興味を持つ方、自然の保護を考える一般の方などが参加する予定で、市民と学会との交流の場となることも期待しています。

プログラム(予定)
・13:30〜13:40 企画説明
・13:40〜14:40 基調講演 「水辺の野草への応用生態工学的アプローチ」
    講師:竹門 康弘氏・京都大学防災研究所水資源環境研究センター・准教授
・14:40〜15:25 事例紹介(地元活動グループ等による発表)
    @NPO 法人 宮代・水と緑のネットワーク:宮代町の野草保護と問題点
    ANPO 法人 荒川の自然を守る会:堤防は首都圏の大草原・都市林は遺伝子の宝庫
    BNPO 法人 エンハンスネイチャー荒川・江川:サクラソウ・トラスト地での植生管理活動(予定)
    C(財)埼玉県生態系保護協会:荒川大麻生公園における砂礫河原植生の維持・再生
    D元久喜市環境審議会 副会長:「久喜市自然環境の保全に関する条例」
    E戸田市:「戸田ヶ原自然再生事業」とサクラソウ群落復活の取り組み
・15:25〜15:30 休 憩
・15:30〜16:30 討論・まとめ

案内チラシ.pdf


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