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2016年(平成28年) 9月2日(金)〜5日(月)

応用生態工学会 第20回大会(20周年記念東京大会)
<第20回総会・第20回研究発表会>

(同時開催)  公開シンポジウム (河川基金助成事業)
『気候変動下における自然と地域社会のレジリエンス−応用生態工学の新たな展開−』

大会実行委員長:虫明 功臣(東京大学名誉教授)

※本大会の各プログラムは土木学会のCPDプログラムに認定されています。[単位詳細]

《エクスカーション》

 エクスカーションは,利根大堰〜渡良遊水地〜江戸川および首都圏外郭放水路コースを実施します.

 公開シンポジウムのテーマである「気候変動下における自然と地域社会のレジリエンス−応用生態工学の新たな展開−」に沿ったエクスカーションとし,気候変動に起因する豪雨災害への対応や長期にわたる環境変化にも適応した環境施策を行っている場所を見学し,その取り組みについて学びます.



@利根大堰下流 水資源機構 利根導水総合事業所HP

地域に根ざす利根川を目指し,治水対策と環境対策との共存が期待される適切な掘削と管理を行うため,利根大堰下流域において治水と環境の一体的な対策が進められている.

A渡良瀬遊水地 国土交通省 利根川上流河川事務所HP<渡良瀬遊水地の概要>

遊水地の機能と自然再生や水辺環境の保全・再生と地域振興・経済活性化の実現を目指す,エコロジカルネットワーク形成に向けた取り組みが行われている.

B江戸川河道掘削における湿地環境の創出・復元

河川改修(河道掘削)に合わせ,江戸川河川敷にかつてあった湿地環境や,水際の連続性(エコトーン)を創出し,湿地,樹林,草地のバランスのとれた河川環境(多様な生態系の基盤創出)を目指している.

C首都圏外郭放水路 国土交通省 江戸川河川事務所HP<首都圏外郭放水路>

首都圏外郭放水路の整備は,中川・倉松川・大落古利根川等の洪水の際,その水の一部を江戸川へ放流するために各河川間を地下で結ぶ放水路を建設したもので,これにより流域の浸水被害を解消または軽減し,より安全で良好な生活環境を創造することとしている.



【コース・日程(予定)】

 9月5日(月) 09:00 JR高崎線「行田駅」東口ロータリー出発 (東京方面→行田駅着08:40,08:51) 09:25 利根大堰下流の現地見学(砂礫河原再生,たまり池再生,湿地整備等) 11:15 渡良瀬遊水地の現地見学(水辺再生,エコロジカルネットワーク等) 12:55 昼食 14:50 河道掘削における湿地環境の創出・復元箇所,首都圏外郭放水路の見学 17:00 東武野田線(東武アーバンパークライン)「南桜井駅」解散 ※定員40名先着順とします. 参加申し込みをされた方には,集合や移動,注意事項等の詳細を改めてお知らせします.




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