多摩川は首都圏を流下し東京湾に注ぐ河川で,都市における貴重な自然環境,レクレーションの場となっており,流域の水流実態の解明や保全・再生の取り組みが行われています.また,東京湾に残る干潟は,生物の生息場や干満による物質循環機能を有し,豊富な資源により地域の繁栄にも寄与しており,干潟再生や地域活性のための活用の取り組みも行われています.
多摩川コースでは,多摩川中流域を訪ね,都市域の河川における水循環と自然環境の保全・再生について学びます.小櫃川河口コースでは,自然の干潟が残り,干潟を活用した地域活性の取り組みが行われている小櫃川河口干潟を訪ね,干潟再生の目的と構造を学びます.
9月21日(日) 09:00 JR青梅線「羽村駅」 集合・出発 羽村取水堰・玉川上水 生態系保持空間(永田地区)礫河原再生等 八王子みなみ野シティ水循環再生システム 昼食 二ヶ領宿河原堰、せせらぎ館、川崎水辺の楽校 (現地案内:国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所 他)
15:00 JR南武線・小田急線「登戸駅」 解散
9月20日(土) 16:30 公開シンポジウム終了
19:00 木更津市金田海岸「民宿与兵衛」集合,夕食,交流会,宿泊 講演会(干潟を活用した地域活性 講師:金田の浜活性化協議会 金萬智男)
9月21日(日) 08:30 民宿 出発(日帰りコースは民宿集合) 小櫃川河口干潟観察 民宿着 昼食
14:00 講演会(小櫃川河口干潟の生態系特性と東京湾干潟再生事業 講師:東邦大学名誉教授 風呂田利夫)
15:00 「木更津金田バスターミナル」又はJR内房線「巌根駅」 解散