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2011年(平成23年) 9月14日(水)・15日(木)・16日(金)・17日(土)

応用生態工学会 第15回金沢大会

<第15回総会・第15回研究発表会>

(同時開催)  公開シンポジウム (河川整備基金助成事業) 
『エコリージョンを考える 〜生物多様性と地域の歴史と伝統に基づく流域管理〜』

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ご 案 内


【応用生態工学会 第15回金沢大会 公開シンポジウム】

9月17日 (土) 13:00〜17:00

エコリージョンを考える 〜生物多様性と地域の歴史と伝統に基づく流域管理〜

会場 : 石川県立音楽堂邦楽ホール

コーディネーター  金沢学院大学大学院教授 玉井信行

(企画のねらい)

河川流域においては過去から様々な要因,例えば気候,地史的あるいは人間活動の影響を受け,独特の生物相が形づくられてきた.地形・気候・植生等が類似し,人為的な影響が同じ程度の地理的領域を区分する概念としてエコリージョンがある.

一つのエコリージョンは自然特性と人間の営為の双方が,他のエコリージョンとは異なることを意味している.これを言い換えれば,エコリージョンの中で生態系は独自の多様性を保持して来たし,人間社会は独自の文化を育んできたことを意味する.エコリージョンは生物多様性と地域の歴史と伝統を育んできたのであり,これを流域管理の基本に据えることは,生態学の成果を国土計画に活用出来ることになる.

本シンポジウムでは,エコリージョンの世界的第一人者であるアメリカのロバート・ベイリー博士からエコリージョンの基本的な考え方とエコリージョンの基本的な考え方とエコリージョンの基本的な考え方と,この概念がアメリカでどように適用されているかこの概念がアメリカでどように適用されているかこの概念がアメリカでどように適用されているかこの概念がアメリカでどように適用されているかこの概念がアメリカでどように適用されているかについて,基調講演を予定している.国内からの講演者には,エコリージョン概念を生態的エコリージョン概念を生態的な指標と物理的な指標と物理的な指標と物理的な指標と物理的から考察する二つの潮流にいてから考察する二つの潮流にいてから考察する二つの潮流にいて,その現状や特徴などに関する講演その現状や特徴などに関する講演その現状や特徴などに関する講演その現状や特徴などに関する講演,および,こうした考えによって川こうした考えによって川こうした考えによって川こうした考えによって川の分析を行った具体的な事例紹介どお願いしてるの分析を行った具体的な事例紹介どお願いしてるの分析を行った具体的な事例紹介どお願いしてるの分析を行った具体的な事例紹介どお願いしてるの分析を行った具体的な事例紹介どお願いしてる.このような先進的成果に基づいてこのような先進的成果に基づいてこのような先進的成果に基づいて,エコリージョンを我が国の河川にどのように当てはめ区分を行っていくか,そしてそれに基づく生物多様性の保全を考慮した持続的な流域管理の在り方とは何かを議論する.それらを通してそれらを通して,本シンポジウムが本シンポジウムが地域の歴史と伝統に基づいた特色ある健全な川づくりの考え方を,広く市民の方々と共有する場となることを期待している.

◇プログラム(案)◇

13:00 あいさつ  玉井実行委員長
13:05 基調講演1
 Pobert Bailey博士(アメリカ合衆国森林局)
14:05 基調講演2
 島谷幸宏(九州大学大学院 工学研究院教授)
14:35 事例報告(15分×4名)
中村太士(北海道大学大学院農学研究院教授)
  「生態系評価を地図化する試み」
Chen Siew Fong:チェン シュフォン(京都大学大学院地球環境学舎博士課程)
  「日本における生態系管理のためのフィジオトープをもとにしたエコリージョンの検討」
渡辺勝敏(京都大学大学院理学研究科准教授)
  「淡水魚類の分布,歴史,エコリージョン」
天野邦彦(国土交通省国土技術政策総合研究所河川環境研究室長)
  「河川水辺の国勢調査を利用した河川環境評価の試み」
15:35 準備休憩
15:45 パネルディスカッション
コーディネータ: 玉井信行
パネリスト
         : Robert Bailey,島谷幸宏,中村太士,Chen Siew Fong
コメンテーター:渡辺勝敏,天野邦彦

*この公開シンポジウムは河川整備基金の助成を受けて実施します

定員 500人

参加無料


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