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★★ ミニシンポジウム ★★ 
応用生態工学研究の作法―生態学と土木工学の習慣を乗り越えて
日時: 2005年10月1日(土) 18:30-20:00
場所: 科学技術館サイエンスホール
参加費:本ミニシンポジウムのみ参加の場合は1,000円頂戴します。
研究発表会に参加登録されている場合は無料です。
開催主旨
応用生態工学研究会が設立されてから,来年で10年を迎える.この10年間で多くの論文が投稿されてきたが,研究方法やデータの取り扱いが生態学をベースとする研究者と土木工学をベースとする研究者間で差があり,若干の混乱が見られる.そのため査読に対する違和感を覚えた著者もすくなくないのではないだろうか.
本シンポジウムでは,生態学と土木工学の習慣を乗り越え,応用生態工学独自の研究論文の書き方,データの取り扱い方,研究方法のあり方などを議論し,統一を試みる.これにより,応用生態工学会の特に若手研究者の研究論文作成がスムーズとなり学会誌への投稿が促進されることを期待する.本シンポジウムを契機に議論を進め,論文作成の手引き書をとりまとめることを最終目的とする.
概要(予定)
コーディネーター 島谷幸宏
パネリスト 竹門康弘(前編集委員長)
中村太士(編集委員長)
森誠一(編集委員)
浅枝隆(編集委員)
話題: 応用生態工学研究が目指すところ
実験計画法と現地調査の関係
地図や写真の明示
仮説検証と仮説発見
現象の理解(決定論的に起こる現象と確率論的に起こる現象)
データの取得と処理(統計処理は必要か? 有効数字は何桁?)
生物のみ物理のみの研究でも応用生態工学の論文とみなされるか?
研究のレベル など