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高度経済成長の時代から、自然林が伐採され、水田の利用形態が変化し、都市化し、河川本来の流れが変化した今、 森・田・川・海がつくる一連の自然連鎖系が変ろうとしている。 さらには大規模な干拓や、養殖等の海域利用の質的・量的変化、水温上昇など地球規模の環境変化等が重なって、 有明海と八代海へのストレスは極めて大きくなっている。
このシンポジウムでは「森が海を育てる」をヒントに、物質は森→川→海へと流れるが、情報はそれに逆流して、 海域保全のために、農林、水産、河川、都市など各領域で何をすべきかを考えてみたい。 有明海とその流域においては個別要素研究の蓄積はあるが、流域と海域を統合し最適化・合意する仕組みが求められている。
<企画責任者>
楠田哲也(九州大学)・堀家健司(国土環境(株))
◇プログラム◇
趣旨説明 楠田哲也(九州大学・当学会理事) 講演 1 「森林地からの水・土・栄養塩の流出と森林管理」小川 滋(九州大学) 2 「有明海沿岸農地の水質環境と水・物質循環機能」白谷栄作(農業工学研究所) 3 「河川の土砂動態が沿岸域に及ぼす影響について−白川と筑後川の事例−」横山勝英(東京都立大学) 4 「陸上からの物質の流入が有明海沿岸生態系に及ぼす影響」 堤 裕昭(熊本県立大学) 5 「総合的な水・土砂管理」 金尾健司(国土交通省河川局) 6 「森・川・海の総合的な保全と管理、流域住民と漁業者の可能性を中心に」清野聡子(東京大学) 総合討論 座長:楠田哲也 終了(17:30) |
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