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応用生態工学会国際交流委員会 国際シンポジウム

生物多様性を意識した河川環境管理〜COP10 後の日本と欧州での取り組み〜

 昨年名古屋で実施されたCOP10 では今後の生物多様性保全の方向性が示されました。
 2011 年からは生物多様性の10 年も始まっています。しかし、河川の現場においては具体的にどのような取り組みを進めていけばよいのかまだ手探りの状況なのではない でしょうか。各地の河川や湖沼では自然再生も進められていますが、日常的な河川環境管理に組み込まれた計画論や適切な評価・管理手法などが依然求められていると思い ます。
本国際シンポジウムは,欧州の河川の環境管理に関する研究の第一人者であるクレメ ント・トクナー博士らお招きし、欧州と日本の事例なども踏まえ、今後の河川環境管理のあり方,特に生物多様性との関わりについての意見交換を行おうというものです。
 河川管理上、水害対策は不可欠ですが、長期的には生物多様性も意識した管理手法を各地の現場に反映させていくことが重要です。
 多くの皆さまの参加を得て、有意義なシンポジウムとしたいと考えています。
日時: 2011年6月8日(水)13:00 - 17:40
場所: 東京工業大学 くらまえホール(蔵前会館)
会場までのアクセスは下記サイトをご覧ください。
交通アクセス
主催: 応用生態工学会国際交流委員会
共催: 応用生態工学会東京
☆プログラム  【講演タイトルは変更の可能性があります。】
講演1 欧州での生物多様性を意識した河川環境管理への取り組みと課題
     【クレメント・トクナー博士 (ライプニッツ淡水生態系・内水面漁業研究所(IGB)所長)】
講演2 遺伝生態学からの生物多様性へのアプローチ
     【ミカエル・モナハン博士 (IGB)】
 ※ 講演1,2には半逐次翻訳あり
講演3 生物多様性に影響を及ぼす樹林化への対応(仮題)
     【浅枝隆(埼玉大学教授)】
講演4 木津川自然再生とタリアメント川再生プロジェクト(仮題)
     【竹門康弘(京都大学教授)】
 
 パネルディスカッション
「生物多様性を意識した今後の河川環境管理とは?」
       【中村太士(北海道大学教授)】
       【クレメント・トクナー(IGB)】
       【ミカエル・モナハン(IGB)】
       【浅枝隆(埼玉大学)】
       【竹門康弘(京都大学)】
☆交流会
 18:00からくらまえ会館内で懇親会を行います。
 交流会場では学生のポスター発表も行う予定です。
  *ポスター発表をご希望の方は、下記の申し込み先にお知らせください。
☆参加料☆  資料代 500円 懇親会 3,000円

☆参加申し込み・問合せ☆
 人数確認のため、お手数ですが事前にご参加される方のお名前とメールアドレスを、担当までお知らせください。
    1.シンポジウム参加(氏名、メールアドレス)
    2.懇親会参加(氏名、メールアドレス)
 応用生態工学会東京
 西浩司(いであ株式会社国土環境研究所)
  E-mail:メールマーク緑