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平成23年(2011年)  応用生態工学会フィールドシンポジウム in広島

デルタ域の自然再生における流域的課題〜太田川−広島湾流域圏〜

(社)建設コンサルタンツ協会CPD認定プログラム

 応用生態工学会では、現場のニーズに応じた研究テーマの発掘等を目的に、全国大会とは別に全国フィールドシンポジウムを開催しています。今回(3回目)は、流域圏のうち「デルタ域、汽水域」での取り組みに焦点をあてて、広島で開催します。
 太田川デルタ域は陸域と海域の接点で汽水域となっており、応用生態工学の観点から見ると、都市域における自然の復元や共生に関する取り組みが多い地域です。類似のデルタ域は全国の至る所にあるため、他地域で自然再生を行う参考になると考えます。また、汽水域は現象的に複雑であるため、関係者が集まり情報交換を進めることで、理解の進展が見込まれると考えます。
  皆様のご参加をお待ちしております。  
日時: 2011年5月19日(木)13:00 - 20日(金)15:30
場所: 現地見学会:太田川河口
シンポジウム:広島市南区民文化センター スタジオ
会場までのアクセスは下記サイトをご覧ください。
交通アクセス
主催: 応用生態工学会
共催: 広島大学流域圏環境再生プロジェクト研究センター
☆スケジュール
5月19日(木) 現地見学会 【CPD 2単位】
13:00-17:30 ○太田川河口(干潟再生実験箇所ほか)
     【案内人 日比野忠史(広島大学大学院工学研究科 准教授)】
○瀬野川河口(カキ殻を利用した底質浄化試験箇所)
     【案内人 山本民次(広島大学大学院生物圏科学研究科 教授)】
 
5月19日(木) 交流会
18:00〜  ホテルセンチュリー21広島 TEL (082)263-3111 JR広島駅 駅前大橋近く) 
 
5月20日(金) シンポジウム 【CPD 4.5単位】
10:00-15:30 (1) 趣旨説明
       【関根雅彦(山口大学大学院理工学研究科 教授)】
(2) 基調講演
       【辻本哲郎(名古屋大学大学院工学研究科 教授)】
(3) 講演:デルタ域における底質浄化
       【山本民次(広島大学大学院生物圏科学研究科 教授)】
(4) 講演:デルタ域における物質輸送特性
       【日比野忠史(広島大学大学院工学研究科 准教授)】
(5) 講演:アユの再生産におけるデルタ域の役割
       【工藤孝也(広島県立総合技術研究所水産海洋技術センター 副主任研究員)】
(6) 総合討論(パネルディスカッション)
       辻本哲郎(名古屋大学大学院工学研究科 教授)
       山本民次(広島大学大学院生物圏科学研究科 教授)
       日比野忠史(広島大学大学院工学研究科 准教授)
       工藤孝也(広島県立総合技術研究所水産海洋技術センター 副主任研究員)
       清野聡子(九州大学大学院工学研究院環境都市部門 准教授)
 
☆参加料☆  現地見学会:2,000円  シンポジウム:500円  交流会:5,000円  (当日受付でいただきます。)
☆募集人数☆  現地見学会:40名(先着順)  シンポジウム:150名程度

☆参加申し込み・問合せ☆
5月9日(月)までに電子メールまたはFAX(ちらしおよび申込用紙:裏面)で申し込んでください。

応用生態工学会広島
〒734-8510 広島市南区出汐2丁目3-30
  中電技術コンサルタント(株)環境部内(若尾、峰松)
Tel.082-256-3356 Fax.082-256-3394
E-mail:メールマーク緑