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「置き土シンポジウム」のご案内土木学会水工学委員会環境水理部会
部会長 藤田正治 現在、全国約20のダム・河川で置き土による人工的土砂供給が実施されています。 これらは貯水池の堆砂対策や下流河川の生態系の改善のための試行的な事業である場合が多く、 まだ、本格的な実施に至っていないのが現状です。 これは置き土が河川環境に与える正と負の効果がまだ明確でなく、河川技術の一つとして確立されていないためです。 置き土はいうまでもなく流砂系土砂管理の中の有望なツールの一つですので、適切な条件設定ができ、 その効果を評価することができるようにしなければなりません。そこで、このシンポジウムでは、 今後の置き土による土砂供給が良好な流域の構築に資することができるように、 多くのダム・河川で実施されている置き土の影響調査結果を整理するとともに、関連した学術研究を紹介し、 様々な角度から置き土に関する問題について情報交換や討論を行います。 年末のお忙しい時期ではございますが、多数のご参加をいただきますようご案内申し上げます。 日時 2008年12月2日(火) 10時から17時30分
会場 社団法人土木学会 講堂 〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内(土木学会HP)
プログラム 下記参照 参加費 無料 定員 120名 主催 土木学会水工学委員会環境水理部会 後援 (財)ダム水源地環境整備センター 申込方法 参加者の氏名、所属、連絡先をEメールまたはFAXで下記問合せま先までお送りください。 11月20日(木)締切
問合せ先 藤田正治 プログラム
10:00 開会挨拶 環境水理部会長 京都大学防災研究所 藤田正治 10:10 総括 京都大学工学研究科 角哲也 10:30 第1部 現場からの実施報告 長安口ダム、二瀬ダム、矢作ダム、一庫ダム
12:00 昼食 13:30 第2部 現場からの影響調査報告 布目ダム、真名川ダム、下久保ダム、三春ダム
15:00 休憩15:15 第3部 関連研究の現状
置き土の浸食課程と流送過程の数値計算 土木研究所 櫻井寿之
16:45 全体討論 これからの置き土のあり方河床材料の状態変化の予測技術 京都大学防災研究所 竹林洋史 土砂動態の人為的回復が河川生物に及ぼす影響 京都大学防災研究所 竹門康弘 17:30 閉会挨拶 (財)ダム水源地環境整備センター理事長 渡辺和足 |