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第3回(2006)東北現地ワークショップ in 盛岡 | ||||
「東北地域における生物多様性の保全と 生物資源の持続的な利用を目指して」 |
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全体プログラム
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場所: | ワークショップ:岩手大学工学部一祐会館 現地見学:胆沢ダムおよびいさわ南部農地整備事業 | |||
主催: | 応用生態工学会仙台 |
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後援(予定): | 国土交通省東北地方整備局、農林水産省東北農政局、環境省東北地方環境事務所、宮城県環境アセスメント協会 |
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☆開催主旨 | ||||
これまでの国土づくりは、物質的豊かさ、便利さを追求する理念の下に行われてきましたが、21世紀においては次世代により良い環境を引き継ぐため、持続可能性、自然との共存、ゆとり、個性や安心といった理念を主軸とすることが重要とされています。また、平成16年8月には内閣府の総合科学技術会議から、環境分野における生物・生態系に関連する研究開発の状況ならびに今後取り組むべき課題、取り組み方法等をとりまとめた「必然としての生物多様性−その保全と持続可能な利用−」が発表されました。その中では「生物多様性の保全・再生の技術・手法」が主要な研究開発テーマの一つとして取り上げられ、地域の特性に応じた生物多様性の保全手法に関する研究および絶滅危惧種の保全・個体群の再生に関する研究の強化が謳われています。この分野の研究は個別かつ小規模に行われているために、得られた成果の社会的インパクトが弱く、絶えずその成果とその意味を社会に知らせる必要があると考えます。 東北地方には、まだ自然豊かな地域が多く残されており、公共事業の実施にあたっても、環境保全に関する様々な技術・手法が導入されています。これまでの成果や失敗例から学び、地域の特性を踏まえてより良い計画・実施・評価手法を模索することは、自然を守り、蘇らせる上で非常に重要なことと考えられます。そのためには継続して議論をできる場を設け、いろいろな事例を持ち寄り、実践につなげていく必要があります。これは応用生態工学会が当初から目指しているところであり、順応的管理(アダプティブ・マネジメント)においてポイントとなる部分です。 今回のワークショップでは、河川、ダム、鉄道、圃場整備などの公共事業における生態系保全の研究の取り組み、およびその課題などを、応用生態工学的な事例・成果を通じて聞けるものと期待しています。 ワークショップと合わせて、わが国最大級の扇状地である胆沢扇状地周辺での現地見学会も実施します。上流部に建設中の胆沢ダムといさわ南部農地整備事業での環境保全対策の状況を見ることができます。どうかご期待ください。 |
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☆ワークショップ(講演・総合討論)プログラム (※演題、講演順に変更がある場合がありますのでご了承願います。) |
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9:30 | 受付開始 | |||
10:00-10:15 | 主催者挨拶、来賓挨拶 | |||
10:15-11:30 | 基調講演「(仮)猛禽類を含む生態系の保全対策復について」 岩手県立大学教授 由井 正敏 | |||
11:30-12:15 | 話題提供「伊豆沼におけるブラックバス駆除マニュアルについて」環境省東北地方環境事務所 | |||
13:15-17:00 | 【事例発表】および【パネルディスカッション】 | |||
事例発表1 国土交通省東北地方整備局胆沢ダム工事事務所 | ||||
事例発表2 国土交通省東北地方整備局津軽ダム工事事務所 | ||||
事例発表3 岩手県県土整備部 | ||||
事例発表4 農林水産省東北農政局いさわ南部農地整備事業所 | ||||
事例発表5 鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部東北新幹線建設局 | ||||
【パネルディスカッション】 座長 岩手大学教授 海田 輝之 パネリスト 岩手県立大学教授 由井 正敏 岩手大学助教授 竹原 明秀 弘前大学助教授 東 信行 猛禽類生態研究所所長 関山 房兵 |
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☆現地見学会 | ||||
11月11日(土) 盛岡駅西口マリオス前バスターミナル 9:00集合 10:30〜現地見学会(胆沢ダムおよびいさわ南部農地整備事業)〜15:30(水沢駅)〜16:30(盛岡駅) |
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☆会場案内 ●ワークショップ会場:岩手大学 工学部一祐会館 2F大会議室 岩手大学位置図 岩手大学キャンパスマップ 〒020-8550 盛岡市上田三丁目18-8 <交通> JR東北本線「盛岡」駅下車、徒歩約25分 岩手県交通バス(盛岡駅前バスターミナル11番のりば) 1)上田線(松園バスターミナル行き) 「上田四丁目」下車 2)駅桜台団地線(桜台団地行き) 「工学部東口」下車 ●交流会会場:岩手大学中央生協1階 ●現地見学会集合場所:盛岡駅西口マリオス前バスターミナル |
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☆定員 名 | ||||
☆参加費 ワークショップ:正・賛助会員 2,500円 非会員 3,000円 学生1,000円 交流会:一律3,000円程度(交流会参加料は現地でいただきます) 現地見学会:一般 2,500円 学生1,000円(昼食は各自負担になります) ●参加費振込み先 郵便局 口座名称:応用生態工学会仙台 口座番号:02280−8−92496 |
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☆参加申込・問合せ先 ● 応用生態工学会仙台 〒980-0012 仙台市青葉区錦町1-7-25 復建技術コンサルタント内(橋本、佐々木) TEL 022-217-2018 FAX 022-217-2036 ● 申込期限 2006年10月31日(火) ● 申込記載内容 氏名・所属・連絡先(郵便番号,住所,電話番号,FAX番号,E-Mailアドレス)・会員種別(正会員,賛助会員,非会員,学生)および参加内容(現地見学会・交流会・ワークショップ)を記載してFAXまたはe-Mailにて いずれも新しいウィンドウで開きます。 FAX用申込用紙(pdf) 参加申し込み用フォーム |
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