終了しました

最終更新日:2005年8月29日

第2回中国現地ワークショップin山口

森・川・海 共生プロジェクト
−椹野川流域フォーラム−



本ワークショップは無事終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。

《開催趣旨》
山口県では平成15年にやまぐちの豊かな流域づくり構想を策定しました。これを背景として平成16年には椹野川河口域・干潟自然再生協議会を組織し、自然再生事業実施に向けた取り組みが行われています。自然再生推進法に基づく自然再生事業では、多様性の確保、多様な主体の連携、科学的知見に基づく事業実施、モニタリング、自然環境学習の場としての活用などが求められており、実例に則してその流れを概観した上で、背景となる技術的・生態学的な考え方について議論することは、山口県民にとっても応用生態工学会会員にとっても意義深いことと考えます。そこで、本ワークショップでは、やまぐちの豊かな流域づくり構想を中心とした山口県内の自然再生に関わる事例を紹介するとともに、「森が消えれば海も死ぬ」で陸と海のつながりの重要性を指摘された松永勝彦先生、現在の瀬戸内海は富栄養化ならぬ人為的貧栄養化にさらされていると指摘する山本民次先生をお招きし、流域管理のあり方について理解を深めたいと考えております。ワークショップと合わせて、椹野川−山口湾周辺の現地見学会も実施します。多くの方のご参加をお待ちしております。



日時:
平成17年8月26日(金) 12:00〜17:15 現地見学会
平成17年8月27日(土) 9:30〜16:00 ワークショップ

場所:
山口県セミナーパークおよび椹野川流域(椹野川、きらら浜自然観察公園などを現地見学)

主催:
応用生態工学会,椹野川流域地域通貨・連携促進検討協議会

共催:
山口大学,国土交通省中国地方整備局,山口県,社団法人土木学会中国支部,社団法人日本水環境学会中国四国支部

プログラム:

●平成17年8月26日(金) 現地見学会
(12:00新山口駅発,12:15山口県セミナーパーク発)
山口県セミナーパークの集合場所は下図の赤丸付近です。12時にはこの付近で受付を開始しますので、事前に出席チェックの受付をお済ませください。遅れてもお待ちできませんので、ご了承下さい。

12:00〜17:15 現地見学会(バスにてきらら浜自然観察公園、椹野川などを見学、行程の最後に山口県セミナーパークにて質疑応答等の予定)
18:00〜20:00 交流会(山口県セミナーパーク)

●平成17年8月27日(土) ワークショップ

9:00 受付開始
9:30-9:50 挨拶・趣旨説明・案内
9:50-10:10 講演1 「やまぐちの豊かな流域づくり構想について」
山口県環境生活部環境政策課 山野 元
10:10-10:30 講演2 「水質保全プロジェクト:米泉湖湖沼水質浄化」
山口大学助教授 今井 剛
10:30-10:50 講演3 「生態系保全プロジェクト:ホタルが自生する川づくり」
山口大学教授 関根雅彦
10:50-11:10 講演4 「健全な水循環プロジェクト:里山ビオトープ二俣瀬」
里山ビオトープ二俣瀬をつくる会 西原一誠
11:10-11:30 講演5 「川との関わりプロジェクト:椹野川流域マップ」
やまぐち県民ネット21 船崎美智子
11:30-11:50 講演6 「刈草RDFの有効利用」
国土交通省中国技術事務所副所長 國澤秀樹
13:00-13:20 講演7 「瀬戸内海の環境修復を目指して:徳山下松港での干潟づくり」
国土交通省中国地方整備局宇部港湾事務所長 淺井 正
13:20-13:40 講演8 「アマモ場再生事例と市民参加の状況」
(株)東京久栄 森田健二
13:50-14:30 特別講演1 「瀬戸内海に見られる人為的貧栄養化現象」
広島大学教授 山本民次
14:30-15:10 特別講演2 「山と海のかかわり」
四日市大学教授 松永勝彦
15:15-15:50 総合討論 司会:山口大学教授 浮田正夫


●定員:250名(定員になり次第締め切ります。)

参加料:

現地見学会 一律500円
ワークショップ 一律1000円(ワークショップは地域通貨500フシノまで使用できます。)
交流会 一律3,000円程度(交流会参加料は会場で頂きます。)

※現地見学会およびワークショップの参加料は8月19日(金)までに下記指定口座にお振り込み下さい。なお、8月22日(月)以降になる場合は入金の確認ができなくなるので、当日で結構です。

参加申し込み:
●8月26日(金)の現地見学会は締め切りました。交流会および8月27日(土)のワークショップは申込可能です。
参加申込書にご記入の上、ファクスでお送りください。同等内容のメールでも受け付けます。送付先はこのページの最後をご覧ください。
●締め切りは2005年8月24日(水)です。
●参加証等は発行しません。事務局から特に連絡なき場合は、申し込みは受理されたとご了解ください。また、定員による締め切り状況については学会ホームページでご確認ください。

参加料振込先:
●郵便局

口座名称 応用生態工学会
口座番号 00140−7−404275

●銀行

銀行名 東京三菱銀行麹町支店
口座名義 応用生態工学会(オウヨウセイタイコウガツカイ)
口座番号 (普通)1302920

●当日の現金支払いも可能です。


ワークショップ会場と交通:

会場 山口県セミナーパーク 講堂 (会場アクセス地図
所在地 山口県山口市大字秋穂二島1062番地
Tel 083-987-1400
交通 山口宇部空港から約35km
中国縦貫自動車道小郡ICから約13km
山陽自動車道山口南ICから約5km
JR新山口駅から車で約20分
JR四辻駅から車で(2.7km)約5分
※公共の交通機関はありませんので、お車か新山口・四辻駅からタクシーをご利用下さい。


交流会会場:
山口県セミナーパーク内交歓室

宿泊案内:
●ホテル等の手配は、各自でお願いします。
●なお、セミナーパークでも宿泊ができます(ツイン一人1460円)。ツインルームを20部屋確保してあります。
●セミナーパークでの宿泊は、ワークショップをお二人でお申し込みいただくか、相部屋・部屋の割り振りを事務局にお任せいただくことをご了解の上お申し込み下さい。

申し込みおよび問い合わせ先:
応用生態工学会事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5第7麹町ビル25号室
Tel:03-5216-8401 Fax:03-5216-8520

URL:http://www.ecesj.com

※本行事は社団法人土木学会の継続教育(CPD)プログラムの認定を受けています。