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ワークショップ
★☆ 河川環境目標への科学的アプローチは可能か ☆★
―考え方と実際−
2005年6月7日(火)13〜17時30分
鈴乃屋ホール(東京都台東区上野)
参加無料(先着200名)
主催: | 河川環境目標検討委員会 |
共催: | 応用生態工学会 |
後援: | 国土交通省 |
<趣旨> | |
平成9年(1997年)の河川法改正以後、各地でさまざまな河川環境の整備と保全への取り組みが展開されている。その中で、何をどこまで保全・再生すればよいか、すなわち「河川の環境目標」を、一体どうやって決めればよいかという点について議論が重ねられている。河川整備計画や自然再生計画の策定においては、治水、利水と同様に環境面においても具体的な目標を設定する必要がある。しかし、目標とすべき「健全な河川生態系」とは何かも完全には明らかになっていないのが現状であり、科学的・客観的な目標設定とともに地域の合意形成のために分かりやすい目標も望まれているが、いまだ決まった設定方法はない。 以上のことを背景に、本ワークショップでは、各地での具体的な取り組みや、海外の動向なども踏まえ、河川生態系の現状をどのように評価したらよいか、そこから河川の環境目標へはどうアプローチすればよいかなどについて議論を行い、今後の研究や河川管理などにおける方向性を見出すことをねらいとしている。 |
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☆プログラム(予定) | |
13:00 | 開会 |
13:05 | 挨拶 応用生態工学会会長 廣瀬利雄、国土交通省 |
☆13:10 趣旨説明と講演 | |
13:10-13:20 | 「環境目標についての議論の行く末(趣旨説明に代えて) 山階鳥類研究所長 山岸哲 |
13:20-13:40 | 「河川環境の健全性評価 −River Habitat Surveyの紹介−」 島根大学教授 國井秀伸 |
13:40-14:00 | 「河川環境目標と達成手法 −豪州の事例を踏まえて−」 九州大学教授 楠田哲也 |
14:00-14:20 | 「階層的河川環境評価の考え方」 北海道大学教授 中村太士 |
(休憩) | |
14:30-14:50 | 「土砂動態の視点からの河川生態系保全の指標と目標」 名古屋大学教授 辻本哲郎 |
14:50-15:10 | 「魚類の生息環境として好ましい河川のあり方」 岐阜経済大学教授 森誠一 |
15:10-15:30 | 「河川ベントスの食物網構造と環境目標」 大阪府立大学教授 谷田一三 |
15:30-15:50 | 「河川事業における環境目標とその評価〜事例を通して」 九州大学教授 島谷幸宏 |
☆16:00 討論「河川環境目標への科学的アプローチは可能か」 | |
コーディネーター 山岸 哲 パネラー(予定) 応用生態工学会長 廣瀬利雄,中央大学教授 福岡捷二,国土技術政策総合研究所室長 藤田幸一 ほか |
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☆会場案内 〒110-8537 東京都台東区上野1-20-11 鈴乃屋本店7階 鈴乃屋ホール TEL 03-3839-8619(直通) 03-3833-1001(代表) 東京メトロ銀座線 上野広小路駅, 都営地下鉄大江戸線 上野御徒町駅 A4出口より徒歩0分 |
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☆参加申込・問合せ先 ● (財)リバーフロント整備センター 研究第四部 五道・楯 TEL 03-3265-7121 FAX 03-3265-7456 e-Mail tate@rfc.or.jp ● 申込期限 2005年5月31日(火) ● 申込記載内容 氏名・所属・連絡先(郵便番号,住所,電話番号,FAX番号,E-Mailアドレス) を記載してFAXまたはe-Mailにて |