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応用生態工学会 第14回大会開催案内

2010年(平成22年)9月21日(火)〜9月24日(金)
第14回総会・第14回研究発表会・公開シンポジウム・分科会・自由集会・エクスカーション)

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 2010年(平成22年)9月21日(火)〜9月24日(金)に北海道札幌市にて第14回大会(総会・研究発表会・分科会(特定テーマ・セッション)・公開シンポジウム・ エクスカーション)を開催します.
 本大会実施に向け,研究発表(口頭・ポスター)の募集と受付を開始しました.研究発表会では,研究成果と共に,現場で抱えている課題や問題提起,プロジェクト提案等を自由に発表できます.会員の皆様の発表参加をお待ちしております.また,今大会ではテーマを絞って議論したい会員のために,従来の口頭発表に加えテーマを特定した分科会や自由集会を準備したいと考えています.議論したい特定テーマをお持ちの方からのユニークな分科会・自由集会の企画を募集いたします.
 9月24日(金)には,『 流域スケールでの生態系サービスの最大化 〜景観要素・物質循環・ハビタットを総合的に考える〜』と題した公開シンポジウムを開催します.特別講演として,河川生態を専門として、幅広く自然再生事業に関わるClifford Dahm教授(ニューメキシコ大学,アメリカ)に講演頂き、国内の研究者・技術者との活発な意見交換を行えるシンポジウムとしたいと考えています.このシンポジウムは河川整備基金の助成を受けて実施し,一般にも公開します.
 9月21〜22日には、積丹川流域において、山・森・川・海まで繋がる一連の物質循環系と流域内の生物の移動などを考慮したエクスカーションを実施する予定です.

(1)大会概要

【日 程】

9月21日(火) 第1日目 エクスカーション
9月22日(水) 第2日目 午前:エクスカーション,午後:研究発表(ポスター),自由集会,[学会各委員会]
9月23日(木) 第3日目 研究発表(口頭),分科会,自由集会,懇親会
9月24日(金) 第4日目 午前:総会,午後:公開シンポジウム,[役員会,総会]
―スケジュールは,変更することがあります.詳細なスケジュールは、ホームページ(8月5日予定)、ニュースレター(Vol.49 8月発行)でご案内します.―

【会 場】

北海道立道民活動センター かでる2.7


〒060-0002 札幌市中央区北2条西7丁目 
TEL 011-204-5100(代)
  JR札幌駅下車 徒歩12分
  地下鉄 さっぽろ駅(10番出口)
       大通駅(2番出口)
       西11丁目駅(4番出口)
http://homepage.kaderu27.or.jp/intoro/access/index.html

(2)公開シンポジウム概要

流域スケールでの生態系サービスの最大化

〜景観要素・物質循環・ハビタットを総合的に考える〜

コーディネーター:
北海道大学大学院地球環境科学研究院
GCOE特任助教 根岸淳二郎

【企画のねらい】

 地球レベルでの温暖化や気候変動の影響が懸念される一方で,土地利用の変化などに伴って生活に密着した地域レベルでの自然環境が大きく変化している.その結果,生態系サービスとして人間が受ける恩恵が,多くの場合は低下している.受益している生態系サービスを認識し,維持し,必要に応じてその機構となるプロセスを再生することが今後ますます求められてくると考えられる.
 自然界の様々なプロセスにおいて最も重要な役割を果たすのは水の流れであり,水の流れの空間的な広がりとつながりを表す“流域”という単位は自然資源管理の観点から非常に有用である.水の流れによって物質循環が上‐中‐下流‐沿岸域へと連続性を呈するので,流域内・沿岸域に多様な空間スケールで存在する様々な景観要素内部でのプロセスを理解し,それらの相互作用を考慮した上で統合的な対策をとることが流域管理の観点から重要になる.
 本シンポジウムでは,カリフォルニアデルタにおける大規模な自然再生事業の概要等について基調講演していただく.また,流域を大きく3つの生態系(上流森林渓流域、河川中流域、汽水沿岸域)と区分し,各系において物質循環やそのハビタットへのつながりに関する研究知見を国内招待講演者より分かりやすくご紹介いただく.主に基盤・調整・供給にかかわる生態系サービスに焦点を当て,各生態系内・間のプロセスから流域としてのサービスを最大化するための方策を応用生態工学視点から議論し,効率的な流域管理の在り方を模索したい.

【会場】

北海道立道民活動センター かでる2.7 内
 かでるホール
 (現名称:北海道鍼灸専門学校かでるホール)

【プログラム(案)】

9月24日(金) (予定)
      13:00     開会 講師紹介
      13:10〜14:00 招待講演
      14:00〜15:15 国内講演者講演3題(各25分)」
      15:30〜17:00 パネルディスカッション

【講演者】

 基調講演: Clifford Dahm(Lead Scientist - Delta Science Program - Sacramento, California (and) 
        Professor - University of New Mexico - Albuquerque, New Mexico - USA)
 国内講演者: @ 柴田英昭(北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 准教授;森林・上流域)
          A 白岩孝行(北海道大学 低温科学研究所 准教授;海洋・沿岸域から流域環境)
          B 調整中 (河川中流域あるいは農地・平野担当

(3)研究発表募集!

応用生態工学に関わる研究報告,研究プロジェクト提案などの一般研究発表の受付けを開始します.発表方法は,「ポスター発表」と「口頭発表」とします.下記要領に基づき応募して下さい.

 〔1〕研究発表内容

研究発表に応募できる講演内容は,応用生態工学に関する調査報告,研究報告,事例報告,研究プロジェクト提案および自由課題です.当該発表の内容が,現場のさまざまな事業・活動にどのように応用できる知見であるかに触れていただければ,研究・調査報告が基礎的内容であってもかまいません.

 〔2〕発表方法

応募に当たっては,「口頭発表」か「ポスター発表」のいずれを希望するか明記して下さい.応募状況によっては,実行委員会で変更をお願いする場合もあります.

 〔3〕発表時間

口頭発表の発表時間は,1課題当たり15分(発表12分,討論3分)程度で,申込数により決定します.

 〔4〕研究発表申込 7月5日(月)17:00まで厳守

研究発表を申し込まれる方は,A4版用紙1枚に,下記事項を記入の上,事務局まで郵便,FAX,またはE-mailで
sapporo-14th-meeting@ecesj.com 宛にお送りください.
提出いただいた概要をもとに発表の振り分けを開始いたしますので、簡潔かつ研究内容を可能な限り明示した内容を記載してください。

後日事務局より受付および「口頭発表」か「ポスター発表」の確認連絡を致します.

――申込記入事項――(A4版1枚)

  1. 発表者名および連名者名と各々の所属(会員番号)
     (会員番号:連名者が非会員である場合、番号は不要)
  2. 研究発表題目
  3. 連絡先(〒、住所、氏名、TEL、FAX、E-mail)
  4. 研究発表概要(和文200字程度)
  5. 「ポスター発表」「口頭発表」の希望
  6. 事例報告,研究報告,その他 の別
  7. キーワード(対象地域・対象生物を含め5つ程度)
    [対象地域の例]
    河川、汽水域、湖沼、海域、森林、水田、畑地、道路、都市、農村等
    [対象生物の例]
    生態系、陸上植物、陸上動物、水生植物、底生動物、鳥類、魚類等

 〔5〕研究発表要旨 原稿の提出は7月26日(月)17:00まで厳守

研究発表者(口頭発表及びポスター発表いずれも同じ)は、研究発表要旨原稿(A4版4枚or2枚以内)を 期日までに事務局へ提出。原稿は下記の要領に従って作成。
なお,ポスター発表については,ポスター作成要領および関連スケジュールを8月5日(木)に応用生態工学会HPに発表スケジュールをアップする予定です.

――研究発表要旨原稿作成要領――

 〔6〕研究発表者資格

研究発表者は、応用生態工学会の正会員、学生会員、および賛助会員法人に所属する個人。 なお、連名者については会員・非会員を問いません。 但し、研究発表者が学生の場合、連名者に会員がいれば可とします。

 〔7〕発表賞

ポスター発表、口頭発表のそれぞれを対象とします。 選考は大会実行委員会で行い,ポスター発表賞の表彰式は9月23日(木)の懇親会で行う予定です. 口頭発表賞は12月発行予定のニュースレターでお知らせします.

(4)分科会・自由集会企画募集!

今大会ではテーマを絞って議論したい会員のために,分科会や自由集会を開催できる小会場をいくつか確保しています.議論したいテーマをお持ちの方は,積極的にお申し出ください.なお会場数及び開催時間帯は限られていますので,どうかお早くご連絡いただき(7月2日(金)まで),ご相談ください.
連絡先:大会実行委員(分科会担当) sapporo-14th-meeting@ecesj.com

(5)エクスカーション

(1) 日時
 9月21日(火) 札幌出発10:00 〜22日(水)札幌到着12:30
(2) 行先
 積丹川(シャコタンガワ、札幌から小樽を経由して3時間)
(3) 参加資格等
   定員:80名(一般50名、学生30名)
   費用:バス・宿泊・資料代 (集合場所までの交通費は自己負担)
     一般 12,000円
     学生  6,000円

(6)参加申込み方法

 参加申込みは,『参加・発表申込書』(本ニュースレターに同封)により,8月18日(水)までに,参加費用をお振込のうえ,FAXまたは電子メールで下記あてお申込みください.なお、8月発行予定のニュースレター(Vol.49号)送付時にも,再度ご案内致します.
 大会参加費は,正会員・賛助会員6,000円(当日参加7,000円),一般非会員10,000円,学生3,000円,懇親会参加費5,000円(当日参加6,000円予定)です.費用には講演要旨集が含まれています.

●研究発表会参加料:
正会員・賛助会員   6,000円(当日参加 7,000円)
学生           3,000円
一般非会員        10,000円
●懇親会参加料: 一般5,000円(当日参加 6,000円予定)
●エクスカーション参加料: 1泊2日参加料:一般12,000円,学生6,000円

※詳細なスケジュールや申し込み等は,別途ホームページや,次号ニュースレター(Vol.49 8月上旬発行予定)でもご案内いたします.
※申し込みは、ホームページ上のフォーム、E-mailで連絡いただくか,ニュースレターに同封の一般参加申込み用紙をFAXしてください.
※会場では託児室(2〜6歳児)を準備しておりますが、申込み多数の場合は先着順とさせて頂きます.

(7)お問い合わせ先

応用生態工学会事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-7-5 麹町ロイヤルビル405号室
TEL.03-5216-8401 FAX.03-5216-8520
E-mail:sapporo-14th-meeting@ecesj.comメールマーク青

【指定口座】
銀行口座
 ●(銀行支店名)三菱東京UFJ銀行麹町中央支店
  (口座名義)応用生態工学会(オウヨウセイタイコウガツカイ)
  (口座番号)普通 1302920
 ●(銀行店名)ゆうちょ銀行〇一九店  店番019
  (口座名義)応用生態工学会(オウヨウセイタイコウガクカイ)
  (口座番号)当座 0404275
郵便振替口座
  (口座名義)応用生態工学会
  (口座番号)00140−7−404275

※ 指定口座に振り込む場合、参加する個人名がわかるような「振込者名」にして下さい。
※ 研究発表会の発表者も参加申込・参加料が必要です。
※ 総会(9月24日(金))のみ出席する正会員は無料です。
※ 公開シンポジウム(9月24日(金))の参加料は、非会員も含めて無料です。
※ 研究発表会・公開シンポジウムは会場の定員(300名)で締め切ります、早めに申込下さい。

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