応用生態工学会 第13回大会開催案内

2009年(平成21年)9月25日(金)〜9月28日(月)
第13回総会・第13回研究発表会・公開シンポジウム・分科会・自由集会エクスカーション)

参加申込書 pdf版 参加申込書 word版 参加申込フォーム)

 2009年(平成21年)9月25日(金)〜9月28日(月)に第13回大会(総会・研究発表会・公開シンポジウム・ エクスカーション)を埼玉会館(埼玉県さいたま市浦和区)および荒川において開催します.
 事務局では研究発表会への発表の募集受付を開始しました.研究発表会では,研究成果と共に,現場で抱えている課題や問題提起, プロジェクト提案等を自由に発表できます.会員の皆様の発表参加をお待ちしております.また,今大会ではテーマを絞って議論したい会員のために,従来の口頭発表に加えテーマを特定した分科会や自由集会を準備したいと考えています。議論したい特定テーマをお持ちの方からのユニークな分科会・自由集会の企画を募集いたします.
 9月26日(土)には,「現場に役立つ新技術〜応用生態工学的な視点から〜(仮称)」と題した公開シンポジウムを開催します. またパネルディスカッションでは学識者・行政・民間(コンサルタント)・研究機関等の研究者・技術者からも意見をいただきながら,他の参加者を交えた意見交換を行えるシンポジウムとしたいと考えています.このシンポジウムは河川整備基金の助成を受けて実施し,一般にも公開します.
 9月28日(月)には荒川の上・中・下流(3コース)のエクスカーションを行います.

(1)応用生態工学会第13回大会スケジュール(予定)
              2009年9月25日(金)〜9月28日(月)

第13回総会 9月26日(土)
第13回研究発表会 9月25日(金) 「ポスター発表」
9月26日(土) 「口頭発表」
9月27日(日) 「口頭発表」
分科会・自由集会 9月25日(金) 自由集会
9月27日(日) 分科会
公開シンポジウム 9月26日(土) 13:00〜17:00
 『現場に役立つ新技術〜応用生態工学的な視点から〜』
懇親会 9月26日(土)
エクスカーション 9月28日(月)

【会 場】

埼玉会館
〒330-8518 埼玉県さいたま市浦和区高砂3-1-4 
JR浦和駅下車 西口から徒歩6分 
http://www.saf.or.jp/saitama/index.html

(2)公開シンポジウム概要

【スケジュール】9月26日(土)
13:00   開会
13:10〜15:20 招待講演(2題)・事例報告(3〜5題)
15:30〜17:00 パネル討論「現場に役立つ新技術(仮題)」
     コーディネーター  埼玉大学教授 浅枝隆
【企画のねらい】
 近年の遺伝子工学,分子化学,情報工学などの分野での新しい技術の発達にはめざましいものがある.しかし,応用生態工学に関連する分野においては,現場を支える建設業,コンサルタント業などによる新しい技術の研究開発や導入の速度は,他の分野に比べて速いとは言えない.これは,学と産の連携が不十分であったり,先進的な技術はなかなか評価しにくいという行政や経営者側の考え方も原因にあるだろう.せっかく現場において様々な興味深い現象に遭遇する機会があるのに,時間がなく研究的な自由度が大きく制限を受けているという現状もある.
 このため,若い人にとっては応用生態工学に関連する分野は魅力が薄れてしまい,結果として優秀な人材が離れていってしまいかねず,行政のシンクタンクとしての役割を担っているコンサルタントが力を失ってしまう危険がある.これは学会の危機でもある.しかし,その危機を打開するための意識改革は一朝一夕にできるものではない.
 そこで,応用生態工学的な視点から今後取り入れられるべき新技術とは何か,どのように研究開発すべきかを議論することは,現場における技術の高度化・効率化のみならず,若い人にとって魅力ある業界の育成,ひいては応用生態工学の発展にとってきわめて重要なことである.
 本公開シンポジウムでは,「現場に役立つ新技術」というキーワードで今後を展望するとともに,旧来のやり方から脱却し,新しい技術の研究開発を進めるべきというメッセージを業界に発信したいと考えている.
 招待講演・事例報告では,他の分野も含めた先進的な技術の動向や導入に関するレビューや事例,今後の展望に関する講演をいただく予定である.また,パネル討論では,産官学のそれぞれの立場から忌憚のないコメントいただける方をお招きし,今後の業界の刷新などについてフロアとともに議論する予定である.刺激的なシンポジウムしたいと考えているので,ぜひ多くの参加をお願いしたい.

(3)研究発表募集

応用生態工学に関わる研究報告、研究プロジェクト提案などの一般研究発表の受付けを開始します。 発表方法は、「ポスター発表」と「口頭発表」とします。下記要領に基づき応募して下さい。

〔1〕研究発表内容 研究発表に応募できる内容は、応用生態工学に関する調査報告、研究報告、事例報告、 研究プロジェクト提案および自由課題です。当該発表の内容が,現場のさまざまな事業・ 活動にどのように応用できる知見であるかに触れていただければ,研究・調査報告が基礎的内容であってもかまいません.
〔2〕発表方法 応募に当たっては、「口頭発表」か「ポスター発表」のいずれを希望するか明記して下さい。 応募状況に応じて、実行委員会で変更をお願いする場合もあります。
〔3〕発表時間 口頭発表の発表時間は、1課題当たり15分(発表12分、討論3分)程度で、申込数により決定します。
〔4〕研究発表申込
  (7月25日(金)まで)
研究発表を申し込まれる方は、A4版用紙1枚に、下記事項を記入の上、事務局まで郵便、FAX、 またはE-mailでお送りください。また、ホームページ上に研究発表申し込みのフォームも設けましたので、こちらをご利用いただいても結構です。後日事務局より受付および「口頭発表」か「ポスター発表」の確認連絡をします。

研究発表申し込みフォーム (発表申し込みは締め切りました)
――申込記入事項――(A4版1枚)
@発表者名および連名者名と各々の所属(会員番号)
 (会員番号:連名者が非会員である場合、番号は不要)
A研究発表題目
B連絡先(〒、住所、氏名、TEL、FAX、E-mail)
C研究発表概要(和文200字程度)
D「ポスター発表」「口頭発表」いずれか希望するもの
E事例報告,研究報告,その他 の別
Fキーワード(対象地域・対象生物を含め5つ程度)
[対象地域の例]
河川、汽水域、湖沼、海域、森林、水田、畑地、道路、都市、農村等
[対象生物の例]
生態系、陸上植物、陸上動物、水生植物、底生動物、鳥類、魚類等
〔5〕研究発表要旨
    原稿の提出
  (8月16日(金)まで)
 研究発表者(口頭発表及びポスター発表いずれも同じ)は、研究発表要旨原稿(A4版4枚or2枚以内)を 期日までに事務局へ提出。原稿は下記の要領に従って作成。 なお,ポスター発表については,ポスター作成要領および関連スケジュールを後日連絡します.

――研究発表要旨原稿作成要領――
  • A4版縦、4枚または2枚
  • 左右15mm以上、上下18mm以上余白
  • 横一段組み、中央に「講演題目」を和文にて、14ポイント程度の文字、2行以内で記入
  • 題目の下1行空け右寄せで「講演者名、連名者名、各々の所属」を、12ポイント程度の文字で記入
  • 本文は、10.5ポイント・明朝
  • 原稿はそのまま印刷できるようプリントし、図表等を張り付けたものとそのコピーを1部提出。メールで送付の場合はMS-WordのファイルまたはPDFファイルを添付。印刷は白黒。
〔6〕研究発表者資格  研究発表者は、応用生態工学会の正会員、学生会員、および賛助会員法人に所属する個人。 なお、連名者については会員・非会員を問いません。 但し、研究発表者が学生の場合、連名者に会員がいれば可とします。
〔7〕発表賞  ポスター発表、口頭発表のそれぞれを対象とします。 選考は大会実行委員会で行い、ポスター発表についての発表賞の表彰式は9月26日(土)の総会終了後に発表予定です。 口頭発表についての発表賞は12月発行予定のニュースレターでお知らせします.
 また、大会の全てのプログラムの中から表彰する大会実行委員長賞等についても企画中です.

(4)分科会・自由集会企画募集!

今大会ではテーマを絞って議論したい会員のために,分科会や自由集会を開催できる小会場をいくつか確保しています.議論したいテーマをお持ちの方は,積極的にお申し出ください.なお,会場数および開催時間帯は限られていますので,どうかお早くご連絡いただき(6/15まで),ご相談ください.
 連絡先:大会実行委員(分科会担当) 高橋和也(メールマーク緑

国際セッション 企画案内・発表募集(終了)

(5)エクスカーション

(1) 日時
 9月28日(月) 10:00〜17:00頃(予定)
  ※ 27日(日)に,事前レクを1時間程度実施予定
(2) 行先
 関東平野のヘソと言うべき埼玉県,その真ん中を流れる一級河川荒川を「上流」「中流」「下流」の3つに分けて,以下のテーマによりエクスカーションを実施します.参加枠は各コース30 名程度を想定していますが,希望者が集中する場合は相談となります.
@荒川上流コース :テーマ「(仮称)ダムによるインパクトと環境レスポンスを見る」
  ※荒川上流ダム群とその下流河川の環境を考えるコース
A荒川中流コース :テーマ「(仮称)平地河川における自然と人とのかかわりを見る」
  ※一次的環境と二次的環境が混在する平地の河川環境を考えるコース
B荒川下流コース :テーマ「(仮称)都市河川の水際環境・汽水環境を見る」
  ※船上より荒川から東京湾につながる環境の特徴を考えるコース
(3) 参加資格等
 エクスカーションの参加は自由です.希望するコースをお申し込みください.なお,原則として参加者は,集合場所までの交通費と昼食代,解散後の交通費,その他必要に応じ発生する費用(上限1000 円程度)を自費負担していただきます.詳細は担当までお問い合わせ下さい.
 連絡先:大会実行委員(エクスカーション担当)関根秀明(メールマーク緑

(6)参加料

●研究発表会参加料:
正会員・賛助会員   6,000円(当日参加 7,000円)
学生会員      3,000円
非会員        10,000円
学生非会員     3,000円(8/20変更)
●懇親会参加料: 一般5,000円(当日参加 6,000円予定),学生3,000円
●エクスカーション参加料: 無料(原則として集合場所までの交通費、昼食代、解散後の交通費は自費負担ください(8/20変更)
   各コース定員30名を予定

注1)9月26日(土)総会のみ出席する正会員は、無料。
注2)9月26日(日)の公開シンポジウムは無料。
注3)研究発表会参加料には、当日配布する講演要旨集費用を含む。 但し、講演集のみの入手希望の方には、3,000円(送料別)で販売する。
注4)合計参加料は、参加者名を明記の上、下記指定口座に振り込む。
注5)交通手段及び宿泊関係は各自で手配。

【受付期限】
日付(消印有効)
1. 第13回研究発表会・研究発表申込 2009年7月25日(金)
2. 第13回研究発表会・研究発表要旨原稿提出 2009年8月16日(日)
3. 第13回総会・研究発表会一般参加申込 2009年8月17日(月)
4. 分科会・自由集会企画申込 2009年6月15日(月)

(別途ホームページ等で大会の詳細なスケジュール等をお知らせいたしますが, 一般参加の申込みの受付はすでに開始しています。ホームページから参加申込み用紙をダウンロードしてFAXしていただくか、ホームページ上の申込フォームを利用してお申し込みください.)

【申込み及び問い合わせ先】
応用生態工学会事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-7-5 麹町ロイヤルビル405号室
TEL.03-5216-8401 FAX.03-5216-8520
E-mail:メールマーク青

【指定口座】
銀行口座
  (銀行支店名)三菱東京UFJ銀行麹町中央支店
  (口座名義)応用生態工学会(オウヨウセイタイコウガツカイ)
  (口座番号)普1302920
郵便振替口座
  (口座名義)応用生態工学会
  (口座番号)00140−7−404275

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