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応用生態工学会ニュースレター No.12Ecology and Civil Engineering Society(ECES)
2000年9月23日(土)〜24日(日)の2日間、現地の事例にこだわりを持ったシンポジウムを開催いたしました。 一日目は札幌近郊の3河川を見学し、夕方からホテルライフォート札幌(4F)において懇親会。 二日目は同ホテルのライフォートホール(2F)でのシンポジウムでした。 今回は実務者(行政・コンサル)に主眼を置いた内容を心がけましたが228名(パネラー・スタッフ含む)の参加者が集まりました。 漁川(いざりがわ)の河川管理者:北海道開発局石狩開発建設部千歳川河川事務所、 茨戸川(ばらとがわ)の河川管理者:北海道開発局石狩開発建設部札幌河川事務所、 厚別川(あつべつがわ)の河川管理者:北海道札幌土木現業所事業課、以上の3 機関には資料提供と現地案内に協力していただきました。 1. 開催まで2000 年1 月21 日、中村太士副幹事長から「多自然型川づくり」のシンポジウムを秋ごろどうですか?との電話で、スタートしました。開催までの大まかな経緯を列記してみます。
川づくりのありかたを考える場合、土木工学の行政とコンサル、生態学からの研究者、川に身近な市民も関係しますので、 パネラーは行政・コンサル・学者(研究者)・市民の4分野とし、計7名となりました。 対象河川は、実行委員と河川管理者が協議しながら、調査資料の有無、駐車場の確保、説明の難易を勘案して決定しました。 2. 参加者の内訳参加者の総数は228 名ですが、その内訳は下記の通りです。
一日目の現地見学会における参加者は、事前申込198 名(100 %)、当日参加者186 名(93.6 %)でした。 懇親会の参加者は、事前申込106 名(100 %)、当日参加者88 名(83 %)でした。 二日目のシンポ参加者は、事前申込217 名(100 %)、当日参加者約200 名(92 %)でした。(注:一日目だけ、二日目だけの参加者がいるので、参加者は累計228 名としています) 申込み時に請求書を要望する参加者がいますが要望者45 名(19.7 %)、不要者183 名(80.3 %)の割合でした。請求書は東京で発送してもらっています。 実行委員は34 名(11 の会社や団体)で構成されています。参加者総数の15 %を占めています。 申し込み者の推移は次の通りです。 7 月25 日1 名。27 日6 名。31 日9 名。8 月9 日 21 名。14 日32 名。23 日83 名。28 日96 名。9 月2 日 130 名。10 日締め切り。12 日196 名。21 日217 名。 23 日228 名。 3. 収支(仮報告)参加費で全てまかなう方針で、後援や補助、広告は取っていません。収支は黒字です。
(この会計については、最終的に東京・大阪を含めた研究会全体の会計に合計しますので変更があります) 4. 一日目現地調査(9 月23 日(土))一日目は現地見学で始まりました。出発地点はライフォート札幌と千歳空港の2 箇所。札幌班は 9:00 、バス5台に分乗して、 予定通り10:00には現地に到着しました。始めの現地調査地点は漁川(いざりがわ、恵庭市)です。 千歳班は飛行機到着が遅れ、9:50 千歳出発、乗用車2 台に分乗。漁川には10:25到着。 千歳班は、足立敏之パネラー、島谷幸宏パネラーを含む早朝本州から千歳に着いた13 名と運転手2 名の計15 名です。 パネラー7名と応用生態工学研究会役員3名(江崎保男理事、竹門康弘幹事、森誠一幹事、)の10名には デジタルカメラを持ってもらいました。デジタルカメラの映像は明日のシンポで話題提供に使ってもらいます。 この映像で、同一現場を見ても各パネラーの視点に違いが出てくるか、同じ視点なのかが分かります。 またパネラーの見方と一般参加者の見方の違いもある程度明らかになってくることを狙った企画です。 撮影枚数は、一名40枚以内としました。後の処理が大変なためです。 5台の大型バスに中村太士副幹事長兼コーディネーターを含めた計11名のパネラー等がバラバラに分散して乗りました。
5. 二日目シンポジウム(9月24 日(日))
シンポジウム内容は会議録として現在実行委員が整理とりまとめをしています。近々製本して有料頒布(1000 円/1 部)する予定です。 3河川の現場事例を参考に、多自然型川づくりとはどんなものか、どこに視点をおくべきか、 一般参加者には(少し)分かったかもしれません。しかし、応用生態工学研究会がめざした「多自然型川づくりの評価と今後の展望」は 試行段階である、と分かりました。多自然型の川づくり同様、「評価と展望」という手法や方向性のみきわめも時間がかかりそうです。 最後に、無報酬でパネラーを引き受けてくれた方々をはじめ、この企画に参加していただいた、皆さんにお礼申し上げます。
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